読書ってなんか固いイメージがあったりやる意味があるのかって気になるところだと思います。
読書が良いことはなんとなく分かってはいても、せっかく始めるならちゃんと調べてからにしたいですよね。
しかし結論から言えば
20代で自己投資をするなら読書は早いうちから始めるべきです
私も以前は読書に無縁な人生を送っていました。
しかし現在では読書によって得られる人生への効果が絶大であることを日々実感しています。
一方でこのような疑問を持っている人もいるかと思います。
そこで本記事では20代の自己投資に読書がいいわけをじっくり解説していきます。
これから読書を始めたい人や人生を良くしていきたい人には特に参考になる記事となっています。
この記事を読むと分かること
- 読書で人生が変わること
- 読書から得られるものが大きいこと
- 読書はコスパ最高であること
☑️ この記事を書いている人
20代の自己投資で読書がピッタリな理由
読書のメリット
(1)人生を変える力がある
(2)読書から得られるものが大きい
(3)読書はコスパが最高
今回は特に20代のうちから始めることの良さを伝えていきたいので大きく3つの理由を挙げました。
少し抽象的ですのでもう少し具体的に解説していきます!
読書には人生を変える力がある
20代のうちから読書をすることで人生が変わっていきます。
これは読書をすることのメリットとして大きいです。
自分のやりたいことやキャリアの方向性など、特に若い年代のうちは人生について悩んだり迷ったりすることが多いですよね。
人生が変化していくのは、読書によって人生の幅が広がっていくからです。
読書をすることによって
チェックリスト
- 新しい知識を得る
- 新しい考え方や価値観を知る
つまり読書をすることによって新しい気づきや出会いがあるということです。
よく自分探しの旅ということで海外に旅に出るなどがありますよね。
これは読書も同じです。新しい知識や経験を得たり新しい考え方、価値観を知ることができますからね。
新しい出会いがきっかけで人生が大きく変わる、なんてことは珍しくありませんよね。
新しい出会いによって色々な選択肢が増えていったり、自分なりの行動基準ができれば間違いなく人生の幅は広がっていきます。
なぜなら過去の自分と比べてみると、自分が知っている知識の範囲や物事を捉える考え方の多様さが全然違うからです。
何もない状態から変化することはないですが、読書をすることによって人生の幅が広がっていくことは十分にあり得るのです。
読書から得られるものが大きい
読書をすることによって以下の3つを得ることができます。
☑️ 論理的に思考する力
☑️ 知識
☑️ 物事に対する多様な価値観
論理的に思考する力
本はその性質上論理的に作られているので、物事を順序立てて論理的に考える力を養うにはうってつけの教材になります。
本には基本的に文字しか書かれていないため、本の著者はその本で書かれている内容を伝えるために
「いかに論理的に順序立てて説明できるか」を工夫して執筆しています。
良いとされる本は、難解な論理であっても読者の思考に寄り添って分かりやすい具体例やきちんと順序立てて思考を助けるような論理的思考ができるように書かれているものが多いです。
とは言え、相手の伝えたいことを論理立てて理解するには練習ひいては訓練が必要になります。
普段読書を全くしない人がいきなり小難しい哲学書や専門書を読むとおそらく思考がパンクすることでしょう(論理的思考の天才なら別ですが)。
こんな記事を書いている私も学生時代は全くと言っていいほど読書をする習慣がありませんでした。
ですが、少しずつでも読書を継続していくことで論理的に思考する力が鍛えられていきました。
論理的に思考する力は読書だけにとどまらず、例えば人とのコミュニケーションの場面や会社のプレゼンを行う際などに大いに役立ちます。
コミュニケーションが上手に取れるようになれば、自分の伝えたいことが相手に伝わりやすくなります。
人に何かを伝えるには「論理的に順序立てて相手の分かりやすいように思考を助けながら伝える」ことを意識して工夫することがとても大切です。
自分が思っている以上に、相手には自分の考えや主張は伝わらないものなのです。
話の論理がまとまらずバラバラでは伝わりやすさも減少してしまうので、日頃から読書を継続することで論理的思考力を養っていくことが理想的です。
読書も勉強と同じで、継続して続けることが成果を出す重要な心構えになるのです。
知識
知識についてはいうまでもないかもしれません。
書籍には幅広いジャンルがあり、それらを読むことによってこれまで知らなかった知識や考え方を知ることができます。
私が個人的にオススメするのは自分の足で大きめの書店に行き「話題の一冊」「人気ランキング」のような特集コーナーの中から
面白そうなもの、自分でも読めそうな物を選んで読んでみる方法です。
あまり気負いすぎてしまうと読む前から挫折しかねないのが読書の怖いところでもあります。
そのため読書をする習慣がない、これから読書をはじめていく方は、
はじめのうちは簡単な本や入門書のようなレベルから始めてみると良いです!
入門書などではその分野の知識や考え方などを体型的に学ぶことができますので、知識の習得にも十分効果的です。
最近では紙媒体以外でもスマホやタブレットなどで読書をする方も増えてくるなど環境も変わってきているため、より読みやすく身近なものになってきています。
知識習得の方法は読書以外に様々ありますが、論理的に思考する力と物事に対する多様な価値観を学びつつ知識もインプットできる読書は控えめにも最高ではないかなと思います。
物事に対する多様な価値観
読書をすることによって「論理的に思考する力」「知識」を得られるだけでなく、
「物事に対する多様な価値観」についても学ぶことができます。
私たちがいるこの世の中は多くの価値観に基づいて日々動いています。
自分が常識だと思っていた物事に対する考え方や価値観が他の人、ひいては社会全体でみな同じく等しいとは限りません。
例えば、環境問題について取り上げる場合
「いかなる理由があっても環境破壊活動は認められない」という立場の人もいれば
「人々の幸福のための経済活動の結果として環境破壊が起こってしまうことはある程度は許容すべきだ」という立場の人もいるでしょう。
大事なのはそれぞれの立場の人はどんな価値観を持っていてどんな風に世界や周りの景色を見ているのか、もしくは見えているのかを知り、考えることなのです。
自分が見ている世界や景色が、他人から見ても同じように映るとは限りません。
別の言い方をすれば、自分が正しいと思っていることが他の人も同じように正しいと思っているとは必ずしも言えないということです。
これは価値観についても同じことが言えます。
環境問題について考える場面でも、その人が抱える社会・文化的な背景や価値観、善悪の判断基準などはほんとうに様々ですので、
その価値観が正しい、正しくないといった議論は無意味なのです。
読書をすることによって、自分の抱いている考えや価値観がどういうものなのか、また他の人はどんな考えや価値観を持っているのかをより客観的に俯瞰してみることができるようになります。
なぜなら、本には「著者の価値観や考えが論理的な文章とともにまとまっており、それを読者に伝えることが本の価値の一つ」であるからです。
著者は読者に対してなんらかのメッセージを伝えるために「本」という方法をとっているとも言えます。
そのため、数多く読書を行っていくほど多様な価値観を知ることができます。そんな多様な価値観を知る方法として読書はとても効果的なのです。
読書はコスパ最高
コスパの話をする前に、あなたは「自己投資」というと何を思い浮かべるでしょうか。
例えば、健康や美容のために毎日運動を行ったり栄養バランスのいい食事に気を使う生活をすることも自己投資ですね。
将来の自分の利益になるように現在の行動や取組みを行う、いわゆる投資と同じ考えです。将来株価が上がると見込んで株を購入する、というように
将来の利益や価値になることにお金や労力、時間を費やすことでそれ以上のリターンを得ることが投資の目的です。
自己投資の中でも「読書」はとてもコスパがいいのです。
なぜなら 読書は無料もしくは1、2千円程度のお金と数時間もしくは数日の時間があれば自己投資として成立でき、小さく始めることができるからです。
先ほど例にあげた株の売買の場合、リターンを大きくするにはそれなりに高額なお金を投資しなければなりません。一方で読書の場合
図書館に行くと無料で読める
古本屋で安価で手に入れることができる
インターネットでポチポチするとすぐ自宅に届いて読むことができる
世界的に権威のある学者が書いた書籍も簡単に入手可能である
このような利点があります。そのため、思い立ったらすぐに始めることができるのは大きなメリットです。
特に20代だと貯金や資産などの金銭的な蓄えが少ない場合が多いので、コストを抑えることは重要になりますよね。
読書だと極論図書館に行けば無料で何冊も読めてしまうので最高です。
もう一つ読書のコスパがいい理由として
「世界的に権威のある学者が書いた書籍も簡単に入手可能であること」が大きいと思っています。
その分野のプロフェッショナルが人生をかけて何十年も積み重ねて行った研究の成果や考えを、一冊の書籍を通して読むことができるのはほんとうにコスパがいいと思います。
その分野に一生をかけて魂を注いできた成果を2千円程度で購入できるというのはこれ以上にないコスパの良さだと言えます。
20代で読書をすると得られるメリット
ここまで読書をすることによって得られるものについて説明してきました。
では20代という年代で読書をすると得られるメリットとは何でしょうか?
メリット
1)生涯にわたって成長していける
2)生涯にわたって人生の幅を広げてくれる
3)読書そのものがシンプルにおもしろい
1)生涯にわたって成長していける
20代のうちから読書をすることによって、
人生の早いうちから論理的思考力、多様な知識、物事に対する多様な価値観を学ぶ習慣が身につくことで、変化の激しい社会でも生涯にわたって成長していくことができるのです。
これからの社会はこれまでにも増して変化の激しい社会になっていきます。
そんな時代では常に新しい常識や知識の更新が行われていく、すなわちアップデートされていきます。
これは言い換えれば、常に学び続けなければ変化の激しい社会に適応することが難しくなってしまい、結果的に損をすることが多くなってしまうのです。
読書自体はどんな年齢にとっても効果的です。
しかし読書習慣を身につけてこれからの社会の変化に対応していくという必要性を考えれば、
20代という若い年代のうちから読書していくことはメリットといよりもむしろ必須とさえ言えます。
2)生涯にわたって人生の幅を広げてくれる
読書はその一瞬一瞬だけではなく、「生涯にわたって人生の幅を広げてくれます」
時代の変化に伴い社会も大きく変化していき、さらに人々の価値観や新しい常識もその都度変わっていくものです。
一度身につけた、習得した知識や考え方が数年で無価値になるなんてことはおそらく当たり前にすらなっていくことでしょう。
そうなれば、より一層学び続ける価値が高くなっていきます。
そして読書はそうした変化の激しい時代の中でも自分の人生の選択肢や方向性、新しい価値観や考え方を習得できるコスパの良い「自己投資」として人生の幅を大きく広げてくれます。
3)読書そのものがシンプルにおもしろい
読書のよさや20代で読書することのメリットなど、いろいろ書いてきましたが実はもう一つシンプルな事実があります。それは
読書そのものがシンプルにおもしろいということです。
どんなに将来のためになるとか、自己投資をしてくださいと言っても結局おもしろくないと続かないですよね。
つまらなかったら自己投資になるといってもなかなか続けるのは難しいですし、それなら他のおもしろいことを見つけて人生楽しんだ方がいいじゃないかとなってしまいます。
でも安心してください。読書はシンプルにおもしろいので心配ありません。
新しい知識や考え方、知らない分野の話とかってワクワクしちゃいますよね。
びっくりするかもしれないですが世の中には「めちゃくちゃためになるのにおもしろい本」がたくさん存在します。
あなたにとって興味のあるジャンルや分野があると思います。
もしつまらない本だったらどんどん次の本に移って全然OKです。これだけでも続けられそうな感じがしますよね。
ここでは読書を楽しむコツについて簡単に紹介していきます。
読書を楽しむコツ
難しすぎる本ばかり読まないこと → 挫折してしまいます。
つまらないと感じたら読むのを止めることも考える → 時間は有限なのである程度見切りも大切です。
興味が湧いたら深堀してみる → 自分の興味関心をぜひ深めていってください。
評価の高い良書を読んでみる → 良書は読みやすくためになることが多いのでオススメ
読んだ内容を人と共有してみる → 他の人と共有すると新しい発見があったり知識の定着になります。
今日から読書を始めてみましょう!
記事を書いているうちにとても長くなってしまいましたが、これまでの内容をまとめます。
20代で読書をすることによって
「論理的に思考する力」「知識」「物事に対する多様な価値観」を身につけることができ、それが生涯にわたって継続されることで変化の激しい時代の中でも、自分の人生の幅が広がっていきます。
また、読書は自己投資としてコスパがよいだけでなく、読書それ自体がシンプルにおもしろいということについても説明してきました。
私自身20代になるまでほとんど全く読書をしてこなかったからこそ、20代のうちに読書すべきことの意義がわかったことは自分の人生においてほんとうに幸運だったと感じています。
こちらは「読みやすさ」と「内容のわかりやすさ」で初心者にもとてもおすすめの本です。
「とりあえず読書始めてみようかな!」という人はぜひこちらもチェックしてみてください!