よくある疑問・悩み
「公務員と民間企業ってどんな違いがあるの?」
「就職するなら公務員と民間どっちがいいの?」
「公務員から民間企業へ転職して後悔しないか不安...」
公務員と民間どっちを選ぶべきか、公務員から民間に転職するとどんな感じなのか etc...
職業選択の中でも、この2択はよくある悩みですよね。
「公務員になれば安定していそうだけど、民間で生き生き働くのも魅力的に感じちゃうな...」
仕事選びをする上で公務員と民間企業どっちで働くべきかの2択を選ぶのって難しいですよね。
私自身も学生時代、それから公務員から民間企業に転職するべきか迷ったときに、この2択に毎日悩んでいました。
そこで本記事では公務員と民間企業の両方で働いた経験をもとに2つの違いや民間に転職して感じたギャップについて書いていきます。
その上で、これから就職するならどっちがいいの?という疑問にお答えします!
公務員か民間人どっちに行くべきか迷っている人、公務員から民間に転職するのが不安な人には特に参考になる内容になっています。この記事は5分くらいで読めるのでぜひ最後まで読んでみてください!
こんな方におすすめ
- 「公務員」と「民間」どっちに就職しようか迷っている
- 公務員と民間の違いやギャップについて知りたい
- 公務員を辞めて民間に転職したいけど不安がある
☑️ この記事を書いている人
ポイント
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1.公務員と民間で働いて感じた5つの違い
公務員と民間の違いについて書く前に、先に私の経歴について簡単にまとめました。
この記事を書いた人
4年生大学の教育学部に入学 → 国家公務員になり3年間勤務 → キャリアチェンジで民間に転職
公務員にものすごい不満があったわけではないですが、自分がやってみたいこと、満足できる働き方を目指すために民間企業に転職しました。
現在民間で働いてみて感じるのは「公務員と民間企業の働き方の違い」です。具体的に5つの違いがあると感じています。
5つの違い
1.意思決定の違い
2.スキルアップの必要性
3.普通にクビもあり得る
4.自分に合った働き方を実現しやすい
5.面白い仕事に出会えるチャンスが多い
1.意思決定の違い
意思決定の違い
公務員の場合:係員 主任 係長 課長… みたいに意思決定が長く時間がかかるのが特徴
民間の場合:公務員と同じような組織でも意思決定にかかる時間が短い
公務員の場合はとにかく決裁に時間がかかる、という印象でした。
自分一人だけで進めることは少なく、実行者が一人だとしても必ず誰かが決裁しないといけない感じでした。
そのため根回し上手 前例踏襲 いかに決裁をスムーズにもらえるかみたいな能力を磨いた方が上手く仕事が進んでいきます。
良い側面としては自分一人の責任になりづらく複数でチェックできる、というのがありますね。
一方で民間の場合は結構違いました。
同じように組織で働くので複数の意思決定が必要になることは多いです。しかし意思決定のスピードが全然違うという印象でした。
公務員の時に比べて自分だけで決めることも多く、意思決定のスピードに価値が置かれる場面が多いです。
さらに「公務員とは違うな」と感じるところは経営者という存在です。
公務員の時のトップには首長や首相、大臣などがいます。
しかし経営者の存在は、その企業の組織の一員として働く上で自分に与える影響が本当に大きいです。
極端なところ、社長の意思決定次第で自分の仕事内容や環境、働き方などが大きく変化しちゃいますからね。
ポイント
公務員時代よりも民間の方が意思決定が早いこと
経営者という存在が自分に与える影響が想像より大きいこと
2.スキルアップの必要性
始めに言っておきますが公務員にスキルアップが不要と言っているわけではありません。
公務員の仕事も時代の流れの変化に応じて様々なスキルアップが求められるのは事実です。
しかし民間企業で行われるところのスキルアップとは、求められるスキルの性質が異なるなと感じています。
民間は営利企業ですから、お金がないと会社は経営していけないです。
そしてそのお金を手に入れるためには、社会に対して何らかの価値を提供しなければいけません。
しかしながら価値を提供するのは簡単ではありません。
さらに厳しいのが、個々人単位でも主体的なスキルアップが求められているということです。
私は現在企業のECサイト運営に携わっていますが、求められるスキルの多さと深さについて「民間の厳しさ」を痛感しています。
スキルの例
マーケティングの能力、デザインのスキル、プログラミングスキル、商品の仕入れ・販売に関するスキル、店舗運営業務に関するスキル、セールスライティングのスキル、お客様対応スキル etc...
これらのスキルの特徴としては「変化が早いので習得とキャッチアップが大変」ということです。
ECサイトに限りませんが、テクノロジーや社会情勢の変化によって人々の消費行動や売れる物(サービス)も大きく変化していきます。
そのため、社会のニーズの変化とともに求められるスキルも変化していきます。つまり個々人のスキルアップが不可欠になるというわけです。
ポイント
公務員の時よりスキルの流行り廃れのスピードが全然違うこと
主体的にスキルアップをしていかないといかない
3.普通にクビもあり得る
公務員の場合、よほどの事件ややらかしをしない限り職を失う可能性はほぼないと言っていいでしょう。
ですが民間の場合、会社にとって不要と判断されれば普通に職を失うこともありえます。
さらに倒産などによって会社自体がなくなってしまう場合もあります。
確かに日本の雇用制度はそう簡単には従業員を解雇できない仕組みにはなっています。
とはいえ間接的に退職の勧奨を受けたりすることで、結果的に退職を選ぶことも少なくない感じですよね。
私が民間企業に入社してこのことを強く感じたのは、入社時の「成果を出せない社員がいればいつでも会社は新しい代わりの社員を雇うよ」という人事の言葉でした。
民間企業なので当たり前だとは思いますが、やはり実際にそういう風に言われると背筋が伸びますね。
公務員時代には言われない言葉でしたので、これを言われた時は「本当に民間に来たんだな...」とちょっとビビりましたね(笑)
逆にこれくらい言われたことでより将来について考えるようになりましたし、これから民間で働きたい人にとっても、事前に意識した方がいいことだと思うのでこの記事で書いてみました。
ポイント
民間の場合いつでも雇用が守られるとは限らないこと
4.自分に合った働き方を実現しやすい
私が民間企業への転職を後悔していない理由の一つは「働き方の柔軟性」があることです。
特にIT企業などではその傾向が強い印象ですね。
たとえば...
働く時間を自分で決める、働く服装を自由に決められる、働く場所を決める(テレワーク等) 、仕事内容も自分で決められるetc...
公務員時代は毎日スーツを着て決まった時間に出勤、異動があれば転勤も拒否できず...という感じでした。働き方はあまり柔軟とはいえなかったですね。
最近はテレワークなども進んでいるようですが、公務員の働き方改革が進むのはもう少し先に思います。
他にも働き方に関するメリットとしては「副業のしやすさ」があります。
公務員の場合、一部例外を除いて基本的に副業禁止なので趣味の延長で稼ぐことができないのが痛いです。
民間の場合は就業規則などで禁止されているところもありますが、昨今の働き方改革などの影響もあって副業解禁している会社も徐々に増えていますよね。
会社によっては就業規則で副業禁止になっていることもあるとは思います。
とはいえ法律違反になるわけではないので、気にせず副業をやってもいいんじゃないかなと個人的には思います。会社の機密情報持ち出すとかはNGですが、普通に副業する分には気にする必要もないですからね。
人生100年時代と言われている時代では「定年まで一つの会社で働く」モデルがなくなりつつあります。
一つの会社に面倒見てもらうのではなく、自分自身でいかに将来の選択肢を作れるかがより大切になってきます。
このような社会情勢の変化があるなかで副業ができることは民間企業で働く大きなメリットじゃないかなと思います。
5.面白い仕事に出会えるチャンスが多い
民間企業に転職して感じことの一つに「面白い仕事が多い」というのがあります。
公務員時代の仕事もやりがいがありましたが、現在の仕事の方が面白いなと感じています。
これはもちろんどんな仕事に就くかにもよりますが、自分のやる気次第で仕事を見つけてこられるのは民間企業の大きなメリットですね。
「もっとこんなことをやってみたらどうだろうか?」などアイデア次第で仕事も充実していきますからやりがいも感じられます。
公務員時代はどちらかといえばすでにある仕事をどうこなしていくか、という感じでしたので仕事を作る経験は民間の方が多いなと思います。
そういった意味では面白い仕事に出会うチャンスも多くなりますし、色々やっていく中で自分にとっての天職を探すこともできます。
また、民間企業の方が現職のスキルや経験を活かした転職がしやすい側面があります。つまり「転職のしやすさ」においてメリットが大きいのです。
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結局のところ公務員と民間ならどっちがいいの?
ここまで私が公務員と民間の両方で働いた中で感じる違いやギャップについて書いてきました。
結論から言えば、もし公務員と民間の2択で迷っているなら一度民間に行ってみるのがおすすめです。
理由
・公務員が途中でリタイアするのは厳しい
・人生のいろんな選択肢を作りやすくなる
・自分に合った働き方の選択肢を見つけやすい
公務員から民間に行って感じる公務員でいることのメリットはやはり雇用の安定と福利厚生の手厚さです。
公務員はほとんどクビにならないですし給料やボーナスもきちんと支払われます。
有給休暇や育児休暇なども取りやすいですし安心して働ける制度が充実しています。
しかし公務員の場合デメリットとしては「公務員で居続けることが前提」になっていることです。
公務員から途中で民間にいこうと思っても30代を過ぎてくると厳しくなってきます。
公務員でのスキルや経験が活かしづらい側面は否定できません。
そのためもし公務員になるなら公務員で居続けることを前提にした人生設計をする必要があるのです。
とはいえ公務員か民間で迷っている状態でいきなり決めなさい言われても正直難しいと思います。
そこで一度民間に就職した上で「やっぱり公務員になりたい」と思ったらそこで改めて公務員を目指せばいいと思います。
年齢制限がある場合もありますが、民間を経験した上で公務員になる方がその逆よりも転職しやすいです。
私は公務員から民間に行きましたが、どの仕事も基本未経験になりますし実際に転職できてもやはり公務員時代との違いに苦労しました。なので
ポイント
☑️これから就職する人は民間を経験する選択肢をもう一度検討してほしい
☑️現在公務員で民間転職を考えているなら年齢が早い方が転職がしやすい
現在就活生なら、一度民間を経験してから「やっぱり公務員を目指す」でも全然遅くありません。
現在公務員の方は年齢が若い方が転職しやすい+その後のキャリアチェンジがしやすいのは個人的にもその通りかなと思います。
公務員と民間を両方経験してみた私が、これから就活する人におすすめしないのは「とりあえずの気持ちで公務員になる」ことです。とりあえず民間に行ってみるのはまだアリだと思いますが、その逆は「ちょっと待ったっ!」と言いたいです。
「とりあえず公務員になろう」と考えている人は、一旦この記事を読んで自分はどうなりたいのか?一度考えてみてください!それからでも遅くありません。
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参考【当てはまったら注意】とりあえず公務員を目指すと後悔する人の特徴5つを元公務員が解説【実体験あり】
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もし職業選びに迷ったらやるべきこと
私も職業選びで本当に苦労しましたが、結局のところ自分にとってベストな仕事とは何かを考えることだなと思います。
これ意外と多くの人ができていないんじゃないかなと。というもの私自身もできていませんでした。とりあえず公務員になれば人生OKかな?という感じで職業を決めてしまったからです。
転職して強く感じたのはどんな人にも好きなもの嫌いもの合うもの合わないものがあることですね。
ガツガツ働いて仕事三昧にするのを幸福と感じる人もいればまったり働いて家族や友人と過ごす時間を一番の幸福と感じる人もいます。
「何となく周りはこうだから自分もこうしておこう」だと多くの場合後悔します。
人生100年とも言われる時代で自分らしく生きていくためには他人の目よりも自分の気持ちをもっと優先した方が幸せになれると私は思います。
とはいえ「それがわかったら苦労していない!」という人がほとんどだと思います(転職する前の私もそうでした)ので最後に一冊ベストな書籍を紹介します。
正直いうと変な自己啓発本はあまり役に立ちませんが、この本は私が実際に読んで良かった仕事選びの本としておすすめしたいです。
特にこれから就職を考えている人やキャリアで悩んでいる人には、とても役に立つ内容になっています。
普段読書をしない人でもサクサク読めるので、この一冊で自分の適職について考えてみてください。
学生におすすめの就活サービス
ポイント
☑️ 無料アプリでサクサク就活ができる
☑️ 大手ベネッセのキャリアコラムが読み放題
☑️ 就活に役立つオンラインイベント参加OK
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新卒で公務員になるのはどうなんだろう?と考える人も多いと思いますので、こちらの記事も参考に載せておきます。
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参考【就活】新卒で公務員になるのがもったいない人の特徴4つとその理由を解説【新卒カードの使い方】
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「転職考えてみたいかも」と思う人は、一度転職のプロに相談してみてくださいね。
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