公務員を辞めたいと思っているけど「お金」に不安があるので辞められないという人は結構いるのではないでしょうか。
お金の不安
- 奨学金の返済がある
- 車のローンを返済している
- 一人暮らしで生活費もたくさんかかる
- あまり貯金もできていない
- 転職先が合わなくてもお金が不安ですぐ辞められない etc...
しかし結論から言うと
公務員退職後のリスクをできる限り少なくできれば公務員を辞めることは十分に可能になります。
実際に私も皆さんと同じように金銭的にも余裕があった訳ではなかったです。
しかしできる限りリスクを少なくする方法を考えて慎重に行動していたからこそ民間企業に転職をする決断をすることができました。
そこで本記事では、お金の不安があって安定している公務員を辞められない人が公務員を辞めて活躍していくための具体的方法について解説していきます!
はじめにお伝えしておきますが、金銭的な不安がある状態で公務員を辞めてフリーランスになることはあまりおすすめしません。
その理由についても後ほど解説していきます。
この記事を読むとわかること
- お金の不安があると公務員を辞められないわけ
- 転職後のリスクとリスクを回避するための具体的な方法
☑️ この記事を書いている人
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お金の不安があると公務員を辞められないわけ
そもそもお金の不安があると公務員を辞められないのはなぜでしょうか。
お金の不安
- 奨学金の返済がある
- 車のローンを返済している
- 一人暮らしで生活費もたくさんかかる
- あまり貯金もできていない
- 転職先が合わなくてもお金が不安ですぐ辞められない etc...
その理由は
収入面で安定している公務員を続けることで金銭的な不安を逃れられるから
公務員の魅力として大きいのは安定的な収入を得られるという点です。
公務員として勤務していれば次のようなメリットがあります。
メリット
・社会的な信用が得られる
・年功序列で出世するので収入も上がっていく
・毎月必ず収入が入ってくる(遅配がない)
・ボーナスも年2回必ず支給される
・有給休暇も取りやすい
・民間に比べて公務員をクビになるリスクは0に等しい
・倒産などのリスクは0に等しい etc...
ポイントとしては、公務員を辞めたいと思っていても「お金」に関して言えばむしろ公務員を続けることの方が良いという判断になりやすいのです。
さらにお金について考えていくと多くの人がこんな考えを持つことでしょう。
「わざわざ安定の公務員を辞めて民間企業に転職してもし倒産やリストラに合ってしまったら、、、」
「もしブラック企業に入ってしまえば辛くてもお金の不安からすぐに辞めることができないんじゃないか、、、」
「奨学金や車のローンの返済、毎月の生活費のことを考えると、、、」
そうなってくると「公務員を辞めるよりも現状のまま公務員を続けていく方が無難なのかも」という結論に達してくるのです。
公務員を続けるメリットについて理解している一方でそれ以上に公務員を辞めて次の道に進んで行きたいという人が多いのも事実です。
不安はあっても
・公務員から転職してキャリアチェンジをしたい
・自分のやりたいこと、価値観に沿った働き方を実現していきたい
・スキルを身につけて働きたい
お金の不安と向き合って公務員を辞めるためにはどうしたらいいのか、というのがこの記事を書いている理由になります。
不安自体は実は悪いものではなく、むしろ不安があることでリスクに対して適切な行動を取ることができます。
この節以降ではお金の不安を乗り越えて転職をするためにはどうすればいいのか、その具体的な方法について解説していきます。
お金の不安を乗り越えて転職をするために必要なこと
お金の不安を乗り越えて転職するためには
転職した後のリスクを最大限取り除くための行動を取ることが不可欠
転職に限らず、物事には何かしらのリスクというのは必ず存在します。
これは公務員を辞めること、辞めないことのどちらを取ってもリスクが存在することからも言えます。
もちろんリスク自体が悪いわけではありません。
重要なのはできる限りリスクを取り除くための行動を取ることです。
そして転職でよく起こるリスクとしては仕事内容やキャリアにおけるミスマッチが考えられます。
転職した後に起こり得るリスクには次のようなものがあります。
転職のリスク
・仕事内容のミスマッチ
・キャリアのミスマッチ
・スキル不足のミスマッチ
・予期せぬ事態で退職すること(倒産など)
・組織風土のミスマッチ
リスクを最小限にしていくためには次の3つの行動が重要になります。
ポイント
自己分析 戦略的な転職活動 スキルを身につける
自己分析
自己分析は転職活動はもちろん、自分自身の人生の方向性や価値観を認識するために不可欠な活動です。
自己分析をしっかりすることで
自己分析すると
- 自分の強みや苦手なことが分かる
- 自分の好きなもの、嫌いなものが分かる
- 自分が大切にしている価値観が分かる
転職先の仕事内容が自分に合っているのかどうかはとても重要ですよね。
たとえば「なんとなくやってみたいな」くらいの気持ちで選んだ仕事内容が実は全く合わなかったらシンプルに辛いですよね。
他にもあなたが「仕事よりもプライベートを優先する」価値観を持っていたとしましょう。
しかし転職先で一緒に働く人たちがプライベートよりも仕事を優先する人たちであれば考え方の違いに苦労してしまいますよね。
お金の心配がなければフリーランスになったり、さらに転職することも選択肢として考えられますが、お金の心配があるとすぐに辞めることも難しくなります。
ここがお金の不安が大きい人にとって大きなリスクになりやすいところなのです。
自己分析がしっかりできれば次にやることは戦略的な転職活動をしていくことです。
転職活動の中でも特に大切なことの一つに情報収集があります。
戦略的な転職活動
転職後のリスクを最小限にしていくためには戦略的な転職活動が不可欠です。
転職活動をする方法は主に2通りあります。
(1)自分で転職サイトなどを使って進める
(2)転職エージェントなどの転職サービスを使う
特にはじめての転職であれば転職サイトでの応募と転職エージェントの利用の両方を併用していくことをおすすめします。
転職エージェントとは、応募書類の添削や面接対策をしてくれたり、あなたと企業の間に入って応募書類の提出、面接の日程調整、内定後の条件交渉などを行ってくれる、転職サービスのことです。
転職エージェントは企業側の採用が決まるとその成果に対して報酬が支払われる仕組みになっており、転職者にとっては無料で転職のサポートを受けることができるというものです。
転職エージェントを利用するメリットとしては、
メリット
・無料で退職まで一貫したサポートを受けられる
・転職エージェントが持っている非公開求人に応募できる
・企業側への給与などの条件交渉をしてくれる
特にはじめての転職であれば、自分だけで進めるよりも転職活動について精通している転職エージェントのサポートがあれば心強いでしょう。
また、非公開求人に応募できることは大きなメリットです。
転職エージェントは上手に使えればミスマッチも防げるので使い倒す意識でいくのが良いですね。
他の情報収集の方法としては
・企業サイトや企業のSNSアカウントから情報を得る
・企業の口コミサイトから情報を得る
ただし注意点としては情報が必ずしも正しいわけではない、という点です。
特に企業のクチコミサイトには偏った意見が見受けられることが少なくありません。
あくまでも参考程度に留めておいて、気になる点は転職エージェント経由で聞き出してみることも良いと思います。
戦略的な転職活動について簡単にまとめると、
・転職活動は転職サイトなどを使って自分で進めるやり方と転職エージェントを利用して進めるやり方の並行が良い
・転職エージェントはボランティアではなくあくまでビジネスなので上手に使いこなすことを心がける
転職のミスマッチを防ぐためには、転職エージェントを通してしっかりと応募先企業の情報を得ることを忘れないでください。
チェックすべき項目
・仕事内容は本当に自分のやりたいことと一致しているか
・自分にとって働きやすい就業環境か
・社風や組織風土は自分に合っているか
・年収や昇給などはどうなっているのか
・人事評価制度は納得のいくものか
・自分のキャリアにとってプラスになるものか
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スキルを身につける
ではスキルがない状態を考えてみましょう。
もしスキルが何もない状態て転職した企業の仕事内容が合わなかったり、人間関係が耐えられないものだったらどうでしょうか。
需要の高いスキルを持っていれば新しい良い条件の企業に転職したり、個人で仕事をもらうことができるので収入面での不安はないですよね。
スキルを身につけておけば転職後のミスマッチがあったとしても
お金の不安をかなり軽減させることができるのです。
もちろん稼いでいけるスキルや経験があればいきなりフリーランスからスタートするのも選択肢に出てくるかもしれません。
とはいえこれをしても問題ないのは「お金の不安がない状態の人」に限った話です。
1年間収入が安定しなくても問題ないくらい貯金があったり、実家暮らしでローンの返済などもなく収入の心配をしなくても良い人などです。
お金の不安がある人がいきなりフリーランスになっても、お金の不安から目先の利益ばかりに飛びついてしまい心身ともに疲弊してしまう可能性が高いです。
おすすめとしてはまず転職先でしっかり収入を確保しつつスキルや経験を磨いていき、副業での成果が出ている状態で計画的にフリーランスを目指す、という働き方です。
どんなスキルを身につけると良いの?
身につけたいスキルはたくさんありますが、その中でもWeb系職種に関するスキルはおすすめしたいですね。
Web系職種とは
・Web系エンジニア
・Webマーケター
・Webデザイナー
・Webライター
・Webディレクター etc...
職種としては名称で分かれていますが、実際のところはWebデザイナーがWebマーケターを兼任していたり、WebマーケターがWebライターの仕事をしたりなんてこともあります。
プログラミングも注目されているので本業として目指したい方にWeb系エンジニアが人気ですね。
それ以外にはWeb広告営業の仕事もあります。
Web広告の市場も拡大していますから需要が高いのも分かりますね。
私は公務員を退職してWebマーケターになりましたが、もし
☑️ Web系の仕事に就いてみたい
☑️ Webマーケター転職について気になる
という方はこちらに詳細な記事を載せておきます。
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参考【初心者必見】未経験でWebマーケティングを仕事にするなら押さえたい基本事項!
続きを見る
できる限りリスクを最小にした上で公務員を辞めるのがベスト
これまで解説したとおり、転職にはいくつものリスクがあり、お金の不安が伴うことも多いです。
リスクを完全に0にすることはできませんが、限りなく0にしていくことは努力と工夫次第で十分に可能です。
不安があるからこそ転職時のリスクをできる限り最小限にし、「安定するための力を付ける」ためにスキルや経験を積むことを意識した行動を取るのがベストです。
行動しない、という選択肢も検討すべきですが、その際は行動しないことも一つのリスクと考えることが重要です。
この記事のまとめとして、お金の不安がある中でも公務員から民間に転職するために大切なことを下記に載せておきます。
お金の不安を乗り越えて転職するためには、転職した後のリスクを最大限取り除くための行動を取ることが不可欠
転職した後に起こり得るリスクには次のようなものがあります。
転職のリスク
・仕事内容のミスマッチ
・キャリアのミスマッチ
・スキル不足のミスマッチ
・予期せぬ事態で退職すること(倒産など)
・組織風土のミスマッチ
リスクを最小限にしていくためには次の3つの行動が重要になります。
ポイント
自己分析 戦略的な転職活動 スキルを身につける
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