「これからECサイトの仕事をしたい！」と考えたときに、特に未経験から目指す場合はプログラミングやWebマーケティングなどを事前に学習する人は多いですよね。
私も未経験から入社する際、事前にHTML /CSS /JavaScriptなどのプログラミングやブログを通じたWebマーケティングについて学んでしました。
とはいえ実際に入社した後になって「これをもっと事前にやっておけば良かった...」と思うことがありました。
そこで本記事では、私がECサイトの仕事に就いた後に感じた経験にも基づきながら「これは事前にやっておいた方がいい！」と思うことを３つ取り上げていきます！
※ECサイトの仕事にはフロント側の業務だけでなくバックエンド側の仕事もありますが、本記事では主にフロント側の業務に絞って解説しています。
こんな方におすすめ
- EC担当になる前に事前にやった方がいいことを知りたい
- ECサイトの仕事をするのに必要な能力を知りたい
- ECサイトの仕事に興味がある
☑️ この記事を書いている人
（１）Photoshop の習熟
事前に学習した方が良いスキルの一つ目はPhotoshopを使いこなせるスキルです。
デザイナーや写真が好きで趣味で画像加工する人などにはお馴染みのAdobeが提供するソフトです。
事前に学習するべきスキルとしてPhotoshopを挙げた理由は、ECサイトの仕事をする上でめちゃくちゃ重宝するスキルだからです。
たとえば次のような仕事をするときに使います。
Photoshop使用例
商品ページ作成、商品画像の加工、広告画像の作成、各種バナーの作成、販促物の作成、画像の修正等 etc...
とにかく使う場面がとても多いです。
ECサイトにおいて商品画像はその作成の出来次第で売上にも大きな影響を与えるほど重要な存在です。
あとは余談ですがPhotoshopは仕事はもちろん、プライベートで画像加工する際もとても重宝します。
全部の機能を覚えると学習工数がすごいことになっちゃいますが最低限の機能だけでもできるようにしておけばOKだと思います！（もちろんできるに越したことはないですが）
（２）商品知識を深める
商品知識に関しては入社する前にやらない人はいないと思いますが、問題はどれくらい事前に調べておくかという理解の深さだと思います。
商品知識の理解は扱う商品やサービスによりけりとは思いますが少し調べる程度や一度購入してわかる程度だと入社後に結構苦労するかもしれないです。
ECサイトの実際の店舗と同じで商品知識が浅いと魅力を伝えられなかったり、日常の業務で支障が出てきてしまいます。
たとえばとある商品を購入しようか迷っている人がいたとします。
その人に対して「なぜこの商品が良いのか」「他の店舗ではなくここで買う理由は何か」など、上手く商品の特徴や魅力を訴求できないと他店舗にお客さんが流れていってしまいます。
なぜなら実際の店舗と異なり、ECサイトの場合は気軽にサイトにこれる分、サイトから離脱するスピードや判断も早いからです。
ECサイトの場合は販売の仕事だけでなく注文に関するお問合せを受けたり在庫管理などの仕事も不可欠です。
しかし商品知識が浅いとお客様からの問い合わせに上手く答えるのが難しいですし在庫の管理でも苦労することがあります。
入社してからでないと学べないこともありますが入社前から調べることができるものについては事前知識の習得しておくと後々必ずためになりますね。
（３）データ分析力を磨く
ECサイトでたくさん集客をしたり、売上を伸ばしていくためにはデータ分析が欠かせません。これはどのECサイトにも言えることです。
「データ分析力を磨いておく」とはたとえば、次のようなものを身に付けておくことです。
データ分析
データを使える形に整える、必要・不要なデータの見極めと取捨選択、どのデータをどう使うか、集めたデータをどうやって活かすか etc...
私はWebマーケティングを学ぶという目的もあって転職活動時にこのブログを開設して、日々アナリティクスからデータを得て試行錯誤をしてきました。今思うと当時の私はまだ甘かったといえます。
甘かったわけ
個人で得られるデータの量・種類と企業が得るデータの量・種類の差が想像よりも大きい事実を甘く見積もっていた
ブログを運営してアナリティクスを設定すると、クリック数やページビュー、離脱率など色々なデータを取得することができます。
これらのデータから仮説・検証を行って改善を繰り返していく経験自体はとても勉強になり、仕事でも少なからず活かせていると思います。
とはいえ「個人で得られるデータ」と「企業で得られるデータ」とでは扱い方の相違があったので入社後も結構苦労しました。
RやPythonといったデータ分析に使いやすいプログラミング言語を使いこなすまでのレベルは必要ないです。Excelを使ってデータ分析できる能力は不可欠なので磨いておくべきですね。
もしExcelの基本的なところから学びたい人はこちらの一冊を紹介しておきます！
「普段なんとなくExcelを触っているけどあんまり詳しくない...」初心者でも理解できる内容になっています。データ分析についてのチャプターもあるので最初の一冊として十分な内容です。
これからECサイトの仕事を目指す際のポイント
今回の記事では、私がECサイトの仕事に就いた後に感じた経験にも基づきながら「これは事前にやっておいた方がいい！」と思うことを３つ取り上げてきました。
これはやるべき３つの事
（１）Photoshopの習熟
（２）商品知識を深める
（３）データ分析力を磨く
これからECサイトの仕事を目指す人に参考になればと思います。
とはいえ当時の私のように転職活動をしながら学習も並行していくのは結構大変だと思います。
そこでこの記事の最後に、これからECサイトの仕事を目指す際に大切なポイントを３つ挙げて終わりにします。その３つとは
ポイント３つ
（１）転職活動（就職活動）は期間を定めて行う
（２）あれもこれもと学習の範囲を広げない
（３）ブログやSNSなどでアウトプットを行う
未経験から目指す場合の転職活動はスムーズにいく方が珍しいです。
書類選考で落ちてしまったり面接まで行っても内定獲得まで繋がらない日々が続くと精神的にも疲れてきてしまいます。
できるだけ期間を絞って活動をしていく方が集中もできるのでおすすめです。
また、未経験の場合は転職エージェントサービスを使って転職活動の負担を軽減するのが一つのポイントです。下記は私も実際に利用してよかったサービスですので載せておきます。
事前学習に関しても手を広げようと思えば終わりがないくらい深くなってしまうので注意が必要です。
Photoshop一つを取っても奥が深すぎるので「最低限の基礎はできるようにする！」「自分でバナーを作れるようにする！」など目的を持って絞って学習する方が良いです。
そしてデータ分析やWebマーケティングについてはインプットも大事ですが、実際にブログやSNS運用を通してアウトプットすることで力が付いていきます。
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参考【ECサイト担当になるには？】私が未経験の状態からEC担当に転職するまでにやったこと
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