最近ではインターネットの重要性が増して未経験からWebマーケターを目指す人も多くなっています。
しかし未経験から転職をする際にはたくさんの不安や疑問がつきものですよね。
そこでこの記事では未経験からWebマーケターに転職を成功させた実体験に基づいて「未経験からのWebマーケター転職」に関する悩みを持つ方に参考になる内容を解説していきます!
こんな方におすすめ
- そもそもWebマーケターって未経験からなれるのか知りたい
- 転職活動の具体的な進め方について知りたい
- ポートフォリオや実績が必要なのか知りたい
- 実績がなくても採用されるのか知りたい
そもそもWebマーケティングっていったい何をするの?という人にはこちらの記事が参考になります。
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参考【初心者必見】未経験でWebマーケティングを仕事にするなら押さえたい基本事項!
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そもそも未経験からWebマーケターになれるの?
たくさんの方が抱く疑問だと思いますが、結論からいえば
☑️ 未経験からでもWebマーケターになることは可能です。
この記事を書いている私も業務経験はなく未経験でしたが、実際にWebマーケターとして内定をもらうことができています。
試しにあとで3つくらいの転職サイトで「Webマーケティング 未経験」などのキーワードで検索してみてください。コロナ渦で求人数が減ったとはいうものの、需要の高まりもあり未経験でも求人募集がされていることが分かります。
時代の流れとしてもインターネットを通じた消費活動やSNSを用いた集客活動、WEB広告などの規模が拡大していることからもわかるように、今後も需要が増してくる職種であることが言えます。
一方でWebマーケティングができる人材が不足しているため、経験者はもちろん未経験者でも採用したいという企業も増えてきています。
そのため将来的にもWebマーケティング人材の採用は続いていくと思われます。
地方でもWebマーケターになれる?
これに関しては、求人募集はあるが都市部と比較すると少ないのが現状です。
地方でWebマーケターになる方法は基本的に以下の4つです。
①個人でwebマーケターとして独立する
②リモートワークで勤務する
③地方でwebマーケターとして就職する
④地方の企業へまず転職し、社内異動でマーケティングの部署に配属希望する
それぞれ解説していきますが、先にお伝えしますと①と②については少し難易度が高めですのでまずは就職してじっくり挑みたい!という人は③から読んでいただいてもOKです!
①個人でwebマーケターとして独立する
こちらは個人で独立してしまうという方法です。
企業に所属せずフリーランスのような働き方になるため場所を選ばずに好きな場所で働くことが可能です。
とはいえ未経験から個人でWebマーケターとして独立するには少しハードルが高いといえます。
ただし、次のような方にはおすすめできるといえます。
☑️ 副業として小さく地方でWebマーケターとして稼いでいく
☑️ 業務経験はないが自分で稼げるだけの実績やスキルがある
②リモートワークで勤務する
こちらは東京などの都市部でWebマーケターとして企業に所属しながら、リモートワークで地方から仕事を行うという方法です。
WEB・IT業界では他の業界に比べてリモートワークなどの勤務が認められていることがありますので、そのような企業で勤務するということが可能な場合があります。
一方でこのような働き方ができるのは一部のWebマーケターやある程度業務経験があって実績もあるベテランの社員に限られてくることが多いです。
そのためいきなり未経験でリモートワークができるのはハードルが高いといえます。
将来的なキャリアパスの構築のなかでリモートワーク可能な状況を視野に入れていくのは全然ありです。
ですが未経験からの転職に限っていえば次の③と④の方法で進めていく方法がより再現性が高いと思います。
③地方でwebマーケターとして就職する
こちらは主に3つあります。
☑️ Web広告を扱う会社に就職する
☑️ Webサービス運用会社に就職する
☑️ 事業会社に就職してWebマーケターになる
私の場合は一般企業のWebマーケター職として採用内定をもらいましたが、Web広告を扱う代理店やWebサービスを運用する企業でWebマーケターになる方法があります。
Webマーケティングと言っても、その業務内容は多岐に渡ります。
例えば、Web広告をメインに行っている人もいればSNSアカウントの運用をメインで行っていたり、SEOをメインで行っている人、もしくはその全てを行っている人など業務内容は幅広いです。
そのため自分が志望する会社ではどんなWebマーケティング業務ができるのかを理解した上で応募することが必要です。
☑️ できる限り多くの企業へ応募する
☑️ 職務経歴書を作り込む
☑️ 独学でも学んで実践していることをしっかりアピールする
☑️ ポテンシャルの高さをアピールする
とはいえ、実はここで挙げた4つのポイントは未経験からWebマーケターへの内定を獲得するために必要なことと内容がかぶりますので、詳細については後ほど解説します。
④地方の企業へまず転職し、社内異動でマーケティングの部署に配属希望する
ここは盲点かもしれませんが、社内異動でwebマーケターを目指すという方法も存在します。
その際は、Web関連の職種から目指すか、営業などのマーケティング思考が養われる職種から目指すことが近道となります。
Web関連の職種でいえば
・Web系エンジニア
・Webデザイナー
・Webライター
・Web広告営業 etc...
このような関連職種であればWebマーケティングの業務に活かせる知識や技能を習得できるだけでなく、実際にWebマーケターになったあとの人材価値を高めるようなスキルや経験も得ることができるので、この方法もありです。
ただし、その会社で実際にWebマーケターになれる可能性があるのかはしっかりチェックすることが不可欠です。
方法としては、企業分析をする時や面接での逆質問時にキャリアパスについて質問したり、あるいは転職エージェントを通じて聞き出すと良いと思います。
転職活動は具体的にどんな風に進めていけばいいの?
ここではまず、一般的な転職活動の流れから解説していきます。なお、未経験からの転職では転職エージェントを利用することが転職成功の近道なので転職活動の流れに組み込んでおきました。
転職活動の流れ
・転職を決意
・転職エージェントに登録(複数がベスト)
・履歴書、職務経歴書作成
・応募
・書類選考
・面接選考(筆記試験などがある場合も)
・内定
・内定承諾(他の選考を辞退)
・退職交渉
・退職手続き、引継ぎ
・退職
転職活動では、転職成功に向けて様々なポイントがありますのでそれについては別記事で詳細に解説する予定です。
未経験からWebマーケターになるための転職活動についても転職活動の流れは他の職種の場合とおおむね同じですが、注意点がありますのでここでは3つのポイントにしぼって解説していきます。
☑️ 初めての転職活動であればできるだけ複数の転職エージェントを利用すること
☑️ 職務経歴書を作り込むこと
☑️ 独学でWebマーケティングを学び、アウトプットしていること
初めての転職活動であればできるだけ複数の転職エージェントを利用すること
転職エージェントとは、応募書類の添削や面接対策をしてくれたり、あなたと企業の間に入って応募書類の提出、面接の日程調整、内定後の条件交渉などを行ってくれる、転職サービスのことです。
転職エージェントは企業側の採用が決まるとその成果に対して報酬が支払われる仕組みになっており、転職者にとっては無料で転職のサポートを受けることができるというものです。
転職エージェントを利用するメリットとしては、
メリット
・無料で退職まで一貫したサポートを受けられる
・転職エージェントが持っている非公開求人に応募できる
・企業側への給与などの条件交渉をしてくれる
特にはじめての転職であれば、自分だけで進めるよりも転職活動について精通している転職エージェントのサポートがあれば心強いでしょう。
また、非公開求人に応募できることは大きなメリットです。
メモ
☑️ 転職エージェントを通じて非公開求人に応募できる
ただし、転職エージェントを利用する際に気を付けたい注意事項もいくつかあります。
注意ポイント
・担当者によってサービスの質がバラバラ
・転職する気が薄いと対応も薄くなりがち
・直接応募でしか応募できない企業もある
特に私が実際に転職エージェントを利用して感じたのは
担当者によってサービスの質に大きな差があるということでした。
転職エージェントに登録すると自分に一人担当のキャリアアドバイザーの人が付いてくれるのですが、担当者によってかなり対応が違っていました。具体的には
・自分の希望しない求人への応募ばかり勧められる
・面談をする際に事前に提出した書類をほとんど見てくれていない
・発言に一貫性がない
こういったことがマイナス面として考えられます。しかし対策はいたってシンプルで
☑️ 任せられないと思ったら担当者を替えてもらう
☑️ 複数の転職エージェントに登録して比較する
あとは人としてどうしても相性が合わないということもあるかもしれません。
その場合はまず複数の転職エージェントに登録してみると良いです。
転職は自分の人生がかかっている大切な活動ですから、遠慮せずに利用できるサービスはとことん利用していくという姿勢で良いと思います。
この記事の最後の方では私が実際に利用した転職エージェントと、Webマーケティングにこだわった転職サービスについてまとめて載せてあります。
職務経歴書を作り込むこと
未経験からWebマーケターを目指す際に、ここを適当にしてしまうと間違いなく書類選考すら通らないでしょう。業務経験がない分、ここはしっかり作り込みましょう。
☑️ 職務経歴書とは、これまでどのような仕事をしてきてどんな経験やスキルを持っているのかを応募先企業に知ってもらうための書類
未経験からwebマーケターを目指す人が職務経歴書で意識して作るべき重要なポイントは
・Webマーケターとして必要な素養を持っていることが伝わるような内容を意識して作る
・現職の業務経験が応募先企業のWebマーケター職としてどう活かせるかを考えて作る
・応募先企業が求めている人物に合致するように自己アピールする
・自分を採用するとどんな良いことがあるのか分かりやすいようにアピールする
・独学でも学んでアウトプットもしていることを現在進行形で伝える etc...
職務経歴書では、
自分自身という人材を採用するとこんな良いことがありますということをどうやって訴求していくかという、マーケティング的な思考で文章を作り込んでいくことがとても大切です。
そのようにマーケティング的な思考で考えてみると、応募先の企業が「どんな人材を欲しているのか」を起点にして
「どのような経験をどのようにアピールすれば上手く伝わり、評価してもらえるのか」を職務経歴書で伝えることができれば採用に大きく近づきます。
☑️ 企業が求めている人材の特徴をしっかり分析
☑️ これまで経験してきた仕事から得たものを自己分析とともに深堀する
☑️ アピールポイントがしっかり伝わるようにまとめる
そして未経験からWebマーケターを目指す際に必ずアピールしたいのが
自ら独学で学んで実践していること
これに関しては、さらに詳しく解説していきます。
独学でWebマーケティングを学び、アウトプットしていること
仮にあなたが企業の面接官であったとして、応募者に「なぜWebマーケター職に応募したのか。」を聞いて「Webマーケティングはやったことないですが、、、」と言われた場合どうでしょう。
おそらく「実務経験がないのはともかく、個人でもやったことないのになぜ志望しているのか?」
と疑問を抱いてしまいますよね。これは転職活動においてはマイナスになってしまいます。
なぜならWebマーケティングの場合、
やる気さえあれば、無料もしくは少額から自分で独学と実践が可能であるからです。
つまり、できるのにやらない = やる気がない とも見えてしまうのです。
インプット
Webマーケティングに関する書籍で学ぶ
Webマーケティングを扱うメディア、YouTubeなどのコンテンツから学ぶ
Webマーケティングのスクールで学ぶ
Webマーケティングに関するオンラインコミュニティーに参加する
アウトプット
自分でブログ運営をする
TwitterやInstagramなど、SNSを伸ばしていく
YouTubeで発信する
特にアウトプットをすることは何より重要です。
なぜならWebマーケティングのスキルは実際にやってみないと身につかないからです。
特におすすめなのはブログ運営とSNSを伸ばすことの2つです。
ブログ運営に関しては、
☑️ SEOに関することを学べる
☑️ 勉強のためだけでなく副業にもなるため一石二鳥
☑️ ライティングの練習にもなる
☑️ アクセス解析もできる
☑️ ネットに情報があふれているため初心者でも始めやすい
SNSを伸ばすことに関しては、
☑️ 影響力をつける過程でマーケティングの力が磨かれる
☑️ SNSからブログやnoteなどへ誘導し集客をすることができる
☑️ 影響力のあるアカウントを作れると転職での評価が高まる
☑️ 自分でビジネスをするときに集客しやすくなる
そして、未経験からWebマーケターになるためには実績づくりが大切です。
実績とは、例えば
☑️ ブログのPV数
☑️ SNSのフォロワー数
☑️ YouTubeのチャンネル登録者数
☑️ アフィリエイトの売り上げ etc...
ブログのPV数が数千PVあったり、SNSのフォロワーが数千人、アフィリエイト収益が数万円あるなどです。
企業からしてみれば、未経験者の採用は将来の活躍に投資するという意味合いがあるので、自分で何かを達成した実績を持っている未経験者はやはり採用されやすくなります。
簡単ではないからこそ、転職において強いアピールポイントになります。
Webマーケティングの効果的な学習方法に関する記事も載せておきますので参考にしてください。
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参考【Webマーケティングを学びたい人へ】インプットの質を高める効果的な学習法とは?【Webマーケターが解説】
続きを見る
ポートフォリオや実績は必ず必要?
☑️ ポートフォリオの提出は必須ではないが、自分がどんなアウトプットをしてどんな成果を達成したかを説明する材料として実績はあった方が転職で有利になる
転職活動の中でアピールするポイントとしては、
自分でWebマーケティングを学んでいる意欲があること
Webマーケティングの学びをアウトプットしていること
PV数などの得られた結果を分析・改善するなど自分なりに行動していること
継続的に学んでいること etc...
このようなアピールポイントを履歴書や職務経歴書などの書類に記載していくのはもちろん、面接の際の受け答えの中で実際に行っていることについて積極的に伝えていくことが大切です。
実績が少なくても転職活動の選考過程で私が評価された理由(再現性高め)
転職活動の際に私が評価されていたポイントは
・独学でwebマーケティングを学び、さらに学ぶ意欲が高いこと
・独学でプログラミングを学んでいて簡単なサイト制作やアプリ開発をしていたこと
・仕事の実績をもとに職務経歴書でWebマーケターに必要な能力や姿勢をしっかりアピールしたこと
これらは自分で意識的に自己アピールポイントとしてアピールしただけでなく、企業側からいただいたフィードバック評価にもあったものですので効果的であったことが分かります。
独学でWebマーケティングを学び、さらに学ぶ意欲が高いこと
私は自己分析の中で「学びに対する意欲が高く継続的に学び続けることが得意」であることがわかっていましたので、その具体的な説明の一つにWebマーケティングの知識を習得してブログ運営にも取り組んでいることを応募書類に盛り込んで面接でも伝えました。
上手くいったポイントとしては
自己分析をしっかり行えていたため的確に自己アピールできたことです。
独学でプログラミングを学んでいて簡単なサイト制作やアプリ開発をしていたこと
私はプログラミングにも興味があったため独学で簡単なサイト制作とアプリ開発をしていました。
そのため未経験ではあるがフロントエンド周りの知識をある程度持っていることが転職において評価してもらえました。
プログラミングをして学んだことはWebサービス運営やエンジニアとの意思疎通などにおいて活かせるだけでなく、自分でプログラムを書いてサイト内ページの簡単な変更などができることにも活かせます。
評価されたポイントは
☑️ プログラミングの知識がある
☑️ Webに関する知識がある
☑️ 自走力がある
プログラミングを学んでポートフォリオなどを作った初心者であれば、誰しも幾度となく予期せぬエラーに悩まされた経験があると思います。
私はスクールにも通っておらず全て独学でやっていたので、プログラミングを学んだことで自走力が鍛えられました。転職活動においてはそのような点も評価されていました。
ただしプログラミングに関しては、Webマーケターの転職で必須なものではありません。
さらにこれから学ぼうとするとかなり労力と時間がかかるため費用対効果はあまり高いとは言えません。
そのため、
すでにプログラミングを学んでいる
プログラミングにも興味があって転職をするまでまだ時間がある
このような状況の方にはおすすめの評価上げポイントになるかと思います。
もしやってみようかな!と思う方にはHTML、CSS、JavaScriptあたりのコードを読めるように勉強してみるのをおすすめします。
仕事の実績をもとに職務経歴書でWebマーケターに必要な能力や姿勢をしっかりアピールしたこと
未経験職種への転職でしたので、実務経験がない分現職で出した実績を職務経歴書でしっかりアピールすることをこだわりました。
そして、Webマーケターに必要な能力や姿勢と結び付けて入社後の活躍をイメージできるように意識して記載しました。
意識するポイントとしては
☑️ 現職でも実績を出していること
☑️ Webマーケターに必要な能力や姿勢と結びつける
☑️ 企業の求める人材に合致していることを分かりやすく伝える
ここでも自己分析と企業分析がしっかりと役に立っています。
webマーケターへのキャリアチェンジを考えているなら20代のうちがおすすめ
未経験からWebマーケターへのキャリアチェンジをするなら20代のうちにするべきです。その理由は
年齢が上がるにつれて転職の難易度が上がる
未経験からでも年齢が若ければポテンシャル採用されやすい
年齢が上がるにつれて家族できるなど自分だけの判断で挑戦しづらくなる
若い感性がWebマーケティングの集客に活かしやすい
もし未経験からの転職を考えているのであれば転職エージェントを利用することが転職成功の近道です。
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