街中の居酒屋などに行くと仕事終わりの会社員のこんな会話をよく耳にします。
「毎日つまらないきつい仕事ばっかりで残業も多いし、人生つまらないよね」
「毎日同じことの繰り返しで新鮮味がないなぁ」
「毎週週末を楽しみに仕事を頑張るって感じ」
「給料もらうために働いているけど、仕事やめられるならやめたい」
「やりがいも趣味もないしテレビばっかり観てしまうんだよね」
これらはよくあるような会話だと思います。
仕事はつらいもの、耐えるもの、人生は仕事ありきで給料をもらうために働く。
このように考える人は多いと思います。
また、老後のために定年までしっかり勤めることが立派な社会人の姿である、という価値観というか美学もいまだに根強く残っています。
しかし、ほんとうに人生は老後のためにあるのでしょうか。
そして、人生がつまらないと感じるのはなぜなのか。
多くの人が持つ「人生が退屈に感じる、人生がおもしろくない」と感じてしまうのには、理由がきちんとあります。
それは 毎日をなんとなくで生きてしまっているからです。
せっかくなら退屈な人生よりもワクワクするような面白い人生にしたいものですよね。
そこでこの記事では、人生が退屈に感じるのはなぜか、その理由について説明していきながら後半には、最高の人生にするための行動リストを載せてあります。
☑️ この記事を書いている人
人生が退屈だと感じてしまうのはどうして?
退屈だと感じやすい人生の特徴
人生が退屈だと感じやすいのは
・変化のない同じような日々を送っている
・他人の人生と自分の人生を比較してしまっている
・夢中になれるものがない、情熱を注げるものがない
・自分の人生を生きておらず、他の人の人生を生きている
変化のない同じような日々を送っている
変化のない、同じような毎日には刺激が足りないことが多いです。
変化のない毎日はたしかに居心地はいいかもしれませんが、それは時として退屈という感情を抱かせます。
毎日同じ時間に起きて同じ仕事をして同じ時間に帰宅して同じ時間に寝る。
ルーティン自体は悪くないのですが、刺激が全くないのもつまらないですよね。
他人の人生と自分の人生を比較してしまっている
人生が退屈だと感じている原因の一つは「他人の人生と比較してしまう」ことです。
よくある比較
交友関係が自分より充実している
自分より豪華な暮らしをしている
自分よりお金をたくさん稼いでいる
自分よりも仕事で地位や名誉が高い
自分よりも毎日充実した毎日を送っている
特に現代ではSNSの普及やメディアがかなり強く人々の価値観や生活意識に影響をもたらしています。
簡単に言えば、現代は他人との比較が容易に行える社会になっています。
そうなるとキラキラした他の人の暮らしや状況を自分と比較して「自分の人生は退屈かもなぁ」と感じてしまうのです。
夢中になれるものがない、情熱を注げるものがない
それから、自分が夢中になって情熱を捧げるものがないのも退屈の原因になります。
多くの人は、子どもの頃はよくおもちゃやゲーム、友達と川に魚釣りに行くなど、とにかく夢中になって毎日生きていたことでしょう。
なんであそこまで夢中になれたんだろうと今では不思議に思うかもしれません。
しかし、実は社会人になってからも夢中に感じる本質は同じです。
夢中になるには
☑️面白いと感じていることがある
☑️どうして?と探究できることがある
☑️前に進んでいる感覚がある
社会人になって人生が退屈だなと感じるのは、これら3つを持ち合わせていないことが原因になりやすいのです。
夢中になれるもの、情熱を捧げたいと思えるものがないと時間が長く感じて「人生って退屈だなぁ」と感じやすくなってしまいます。
自分の人生を生きておらず、他の人の人生を生きている
それから三つ目は、自分の人生ではなく他人の人生を生きてしまっている人です。
他人の人生を生きる、とは他の人が決めた考えや生き方を自分にも投影し、まるでレールの敷かれた人生を歩むことです。
そのことがなぜ人生をおもしろくないものにするのかといえば、答えはシンプルです。
自分の人生に自由がなくなってしまうからです。
人生とは本来自由に生きていいはずです。自分自身で人生を決めることができます。しかし中には、
他人の人生
「親や周りの友人たちに認められるような人生を送りたい」
「社会的にステータスの高い地位につくことが人生の目標である」
「一般的に理想とされている、立派とされている生き方をすることで社会に認められたい」
無意識のうちに他人の敷いたレールの上を走らされている生き方は、自由ではありません。
誰かに認められることは嬉しいかもしれないですが、逆をいえば誰かに認められることでしか自分自身を肯定できないとなれば、それはもう他人の人生を歩んでいるに等しいのです。
「あの人は成功しているのに自分は成功していない」
など他の人と比較をしてしまい、ますます自分の人生は息苦しいものとなってしまうのです。
そうなれば、最高の人生からは遠ざかってしまうことでしょう。
人生が退屈というのはもったいないです
なんのために生きていくのか
何を生きがいとして人生歩いていくのか
何に人生の多くのエネルギーを費やすのか
人生の方向性や価値観について、「これが大正解!」という一つの正解があるわけではありません。
しかし、もし不正解があるとすれば、それは
人生を退屈にして生きていくことです。
どのような人にも、自分の人生を選んで自分の意思で道を切り開いていく自由があります。
人生100歳まで生きる時代になってきています。
それをチャンスと捉えれば、せっかくの人生を「面白く楽しい人生」にしたいものですよね。
退屈な人生を変えたい時にはよく考え、実践するのが良い
退屈な人生を変えたい時に考えたい思考とは?
何かを変化させるためには「よく考えること」と「実践」この2つがセットになります。
退屈な人生を変えたいな〜と漠然と思っているだけでは何も変化しないですよね。
退屈な人生を変えたいときに考えて欲しい思考は次のとおりです。
正解はないということ
→ ただ一つの正解はないので、今を全力で生きましょう
自分から行動しないと何も変化しないこと
→ 行動しなければ何も変わりません。環境の変化を待たず、まず自分が変わりましょう
人生はプロセスが大切であること
→ 今を全力で生きること、つまりそのプロセスをいかに楽しめるかが大切です
失敗やつらいこともある
→ 行動をすれば必ず失敗やつらいことがあります。しかし、行動したからこそ結果が出るので何も行動していないよりは何倍も価値があります。それもいつか笑い話になります
自分の人生を生きること
→ 他人の人生を生きているうちはほんとうの自由ではありません。自分の人生は自分で選び、行動するからこそ自由なのです。
他人と比較しない
→ 他者との比較にこだわると自分を消耗させてしまいます。他者との比較によって得られる優越感のために生きることは、他人の人生を生きるのと変わらないです。
当たり前、常識を疑う
→ 当たり前、常識を無条件に受け入れることはラクですが、常に疑問を持って生きることで思考停止しないことが退屈な人生を送らない上でとても大切です。
やらない後悔よりやって後悔の方をとる
→ やらない後悔は一生の後悔になります。あのときやれば良かったという後悔ほどつらいものはないので、迷ったらまずは小さく始めてみることです。
これらは私も日頃から心がけていることです。
自分の人生をどう捉えるか、どう生きていくかは自分次第で大きく変わります。
言い換えれば、どう人生を生きるかによって、周りの世界が変わって見えてくるのです。
人それぞれ大切にしている考え方や価値観は違いますので「自分に合った思考」をぜひ見つけてください。
【退屈な人生から抜け出すための行動リスト】
このような悩みを持つ人は多いと思います。そこで私の方で退屈な人生から抜け出すための行動リストを以下にまとめてました。
もし何も思い浮かばないという人はこちらを参考にしてみてください!
・自分が夢中になれるようなことはあるか、やってみたいことはないか考える
・毎日やっているルーティンや行動を変えてみる
・興味のあることをなんでもとにかくやってみる 初心者でもOK みんな最初は初心者
・仕事を変えてみる 転職、配置転換など
・仕事のやり方を変えてみる まずは時間管理から始めてみるのがおすすめです
・起業してみる(副業してみる) 小さく始めるのは全然ありです
・様々な価値観や考えについて学んでみる 本でも動画でも講演でも尊敬する人の話でもなんでもOK
・いろんなところに行ってみる 普段行かない場所(コンフォートゾーン以外)へ行ってみましょう
・毎日早起きしてみる 昼まで寝るのはもったいないです
・会いたい人に直接会いに行ってみる
・思いっきり体を鍛えたり、運動をはじめてみる
・ありがとうと言葉にして伝える 日常や周りの人たちのありがたみを実感できます
・他者に貢献する(社会の役に立つことをしてみる)
退屈な人生を変化させていくために大切なポイント
大切なポイント
1)「◯◯しなければいけない」という義務感を持ちすぎない
2)他人は比較対象ではなく参考にする
3)頑張りすぎない
4)やる気・モチベーションに頼らない
5)結果を焦らない
1)「◯◯しなければいけない」という義務感を持ちすぎない
退屈な人生を変えようとして「◯◯しなければ」と義務感を持ちすぎるとむしろ行動することが辛くなってしまいます。
たとえば退屈な人生を変えるためにブログを始めた人が「毎日投稿しないといけない」と義務感を持ち続けると間違いなく挫折します。
適度な義務感を持つのはありです。
しかし義務感を持ち過ぎると行動できなかった時に必要以上に自分自身を追い詰めてしまうことになりかねません。
こう考えよう
「できなくてもOK。できたら儲けもんだね」「できたらラッキー!」
2)他人は比較対象ではなく参考にする
他の人たちと自分を比較しても良いことはありません。
むしろ自分に足りないところばかりに目がいって人生を退屈に感じてしまいます。
そうではなく、他人を参考にする努力をしてみましょう。
たとえば
自分の理想と近い人がどんな経験をしてきたか参考にする
他人が良いと言っているものやことを試してみる
考え方や思考方法、価値観に参考になる点がないか考えてみる etc...
人生の方向性や生き方、価値観にただ一つの正解はありません。
しかし自分の理想とする生き方を実現するのに他の人の考え方や価値観などはとても参考になります。
他人との比較は精神的にも疲れてしまいますので「あくまでも参考程度に」するのが良いです。
3)頑張りすぎない
退屈な人生を変えていきたいと頑張り過ぎるのは注意が必要です。
何か目的や目標が見つかるとついつい頑張りすぎてしまのは誰しもあり得ることだと思います。
しかし人生は長いマラソンのようなものです。
始めから全速力で走り出すと途中でバテてしまいます。
大切なのは「頑張りすぎずに継続していくこと」です。
要所要所で頑張ることは時に大切ですが、まずは継続していくことが人生を変えるポイントになってきます。
4)やる気・モチベーションに頼らない
「いつかやる気が出るまで待つ」「モチベーションが高まるのを待つ」
これらは何かを行う時において望ましくない習慣の例です。
退屈な人生を変えていくのは日々の行動です。
日々の行動を続けていくにはむしろいかにやる気やモチベーションに頼らないでいられるかが重要になります。
5)結果を焦らない
退屈な人生を行動や思考で変えていくには「結果を焦らない」ことが何より大切です。
これには理由が2つあります。
理由2つ
1、結果を焦ることで結果が出なくなってしまう
2、結果が出ないことに不安や不満を募らせてしまう
結果を焦って本質から離れた行動をしてしまったり、目先の利益ばかりを追ってしまうと大抵の場合むしろ結果から遠ざかってしまいます。
また結果が出ないと「こんなにやっているのに、、、」「努力しているのに結果が出ない、、、」と不安や不満を募らせてしまいます。
結果よりも結果までのプロセスをどう楽しむかが継続の秘訣でもあり、行動を楽しくするコツでもあります。
ポイント
行動のプロセス自体に面白みなどを感じられる工夫をしてみる
仕事が退屈なら転職も視野に入れて行動しましょう
このように仕事に対して退屈さやつまらなさを感じている人は少なくありませんよね。
その場合に転職は一つの手段として有効です。転職することで
転職で改善した例
仕事内容が自分の夢中になれる内容になる
仕事の難易度がちょうど良いので成長を感じやすくなる
仕事に創意工夫を入れられるようになりやりがいを感じられる
プライベートに時間を割けるようになり家族と過ごす時間が増えた etc...
実際に私自身も転職をすることで退屈さを改善することができました。
仕事は人生の中でも大きな割合を占めています。大きな割合を占める仕事であれば退屈よりも面白い方がいいに決まっていますよね。
ただし一点注意が必要になります。それは
転職はあくまでも手段の一つとして検討することです。
ここに注意
仕事がつまらなくて退屈 → すぐに転職しよう! と考えてしまうこと
転職は有効な手段となり得ますが適当にしてしまうとむしろ逆効果になることさえあります。
まずは「転職以外で仕事を面白くする方法はないのか?」と模索してみると良いです。
ポイント
転職はあくまでも手段の一つとして別の方法も模索すること
もしそれでも「転職してみたい!」と考えるのであれば、転職エージェントなどの転職サービスを上手く活用することで失敗するリスクを回避することができます。
転職活動ではいかに情報を収集できるか、自分にマッチした企業・仕事内容・就業環境を見つけられるかがとても重要です。
いくつかピックアップしてみたのでこちらに載せておきます。
どれも無料で利用できて実際の転職市場の情報も収集できるのでぜひ複数登録してみてください。
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小さな行動から始めてみましょう!
一度きりの人生、思いっきり行動してやりたいことやって後悔のない人生にしましょう。
退屈な人生にするのも、最高の人生にするもの自分自身です。そして、時間は有限です。
そうであるなら、一度きりの人生思い切り楽しんで、最高の人生にしていきましょう!