「仕事を辞めてから転職」or 「続けながら転職先を探す」
これは仕事を辞めたい人なら一度は考える悩みですよね。私自身も前職を辞めるときは、結構迷っていました。辞めたい理由も、一つや二つではないかもしれません。
人間関係が辛い、仕事内容が精神的にキツい、給料が低くて不満...etc
仕事を早く辞めたい人にとっては「辞めてから転職」する選択肢はめちゃくちゃ魅力的です。
気になるところだと思いますが、私自身の経験から先に結論をお伝えします。
結論
辞めてからの転職はデメリットが大き過ぎるのでおすすめしません
私自身も今の会社に入社する前に「辞めてから転職」を経験しましたが、「時間がある」メリット以外のデメリットが大き過ぎたと感じています。
この記事では、辞めてから転職活動をすると起こるデメリットを4つ取り上げて説明します。また、在職中にスムーズに内定をもらうための具体的な方法も紹介していきます。
記事は、私が過去に実際に体験した内容に基づいて書いているので、今仕事を辞めたくて悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
記事の信頼性
☑️仕事を辞めてから転職活動をした経験あり
☑️在職中に転職活動をした経験あり
こんな方におすすめ
- 仕事を辞めてから転職活動しようか迷っている
- 転職したいけど、何をすればいいか分からない
- 今すぐ仕事を辞めたいけど、将来が不安
☑️ この記事を書いている人
私が今の会社へ転職したときに利用したのがリクルートエージェントです。
非公開求人の多さ、転職実績が豊富で、初めての転職でもしっかり内定獲得までサポートしてくれました。
求人数・実績も業界最大級なので、「仕事辞めた方がいいかも」と思う人は、一度転職のプロに相談してみてくださいね。
\仕事辞めたいと思ったらまず相談/
辞めてから転職活動すると起こるデメリット4つ
辞めてから転職先を探すメリットでよく言われるのが「時間がたくさんある」です。たしかに仕事を辞めてしまえばその分転職活動もしやすくなりそうですよね。
当時の私も「仕事を辞めたら、めちゃくちゃ時間あるし余裕でしょ!」と思っていました。
しかし実際は時間のメリットを超えるほどのデメリットがあるので、私は辞めてから転職活動をおすすめしません。辞めてから転職活動をすると、4つデメリットがあります。
デメリット
1、無職状態に耐えられない
2、金銭的な不安
3、見えない将来への不安
4、転職に不利になる
このデメリットを理解せず、仕事を辞めていざ転職活動を始めると高確率で絶望してしまいます。
退職はいつでもできるからこそ、辞めたあとにどうするかは事前にしっかり考えていきましょう。
デメリット1:無職状態に耐えられない
仕事を辞めると会社に行かなくて良くなるので、1〜2週間はほんとに夏休み気分になります。
ただしばらく経つと、周りの友人や家族、知り合いがキラキラ働いている姿をSNSなどで見て「あれ、自分は今何をしているんだろう...仕事してないなぁ...」と次第に焦りが生まれてきます。
しかも、無職なのを周囲に知られたくないので、だんだん孤独になっていきメンタルがキツくなります。
仕事をしていた時には感じなかった「社会的な孤立感」を強く感じるのがほんとうに辛いです。
本来は生きているだけで誰かの役に立っているのですが、まるで自分が社会から孤立しているような感覚になってしまうのが怖いですよね。
デメリット2:金銭的な不安
無職になると収入がなくなり、家賃・生活費・食費・税金・ローンなどの支払いが大きな負担になります。
毎月貯金残高が減っていくのは、想像よりもしんどいものでした。また、税金と社会保険料で10万とか平気でなくなります。
「え?こんな減るものなの?」ってくらい消え去っていきます。
たしかに失業保険はあります。しかし、自己都合だと給付制限で実際に手元に入るのが3カ月後とかです。その間収入がないと考えると...結構厳しいですよね。
しかも金額も10万ちょっととかですし、給付の条件を満たさないともらえないので期待しすぎは注意です。
金銭的な不安があると、早く転職しなきゃと思ってどんどん焦りが生まれます。転職活動で焦りが生まれると、妥協で内定承諾しちゃう危険性が出てきます。
「ほんとはもっと行きたい企業があるけど、すぐに転職したいから先に内定くれた企業に決めよう」
これ結構あるあるなんですよね。転職してしまえばお金の不安からは解放されるので、妥協してしまうのです。
ただ妥協すると「やっぱり別の企業にすれば良かった」と後悔してしまいます。
お金の不安があると転職活動でもネガティブになりがちなのです。
デメリット3:見えない将来への不安
いざ転職活動を始めてみても、なかなか書類や面接が通らない日々が続くと、段々将来への不安が大きくなります。
しかも、不採用通知が続くと、存在を否定されたような感じになります。そのうち「ほんとうに転職できるのだろうか?」と将来に対して不安を抱きます。
在職中の不採用通知なら、「また次受ければいいかな」と切り替えやすいですが、無職の状態だと結構メンタルがキツいです。
見えない不安
自分の将来はどうなるんだろう?
ちゃんと内定でて転職できるかな?
このまま半年〜1年とかずっと無職だったらどうしよう...
私は当時転職エージェントを利用していましたが、選考結果のメールが来るたびに緊張で心臓が飛び出しそうでした(笑)
書類落ちよりも、面接で落ちた方が期待した分ダメージが大きかったですね。
デメリット4:転職に不利になる
仕事をしていない空白期間が長くなると、企業の面接官にマイナスの先入観を抱かせてしまいます。
人事の懸念
空白期間が長いけど、他の企業から採用見送りされたのかな?
空白期間が長いと、またバリバリ仕事ができるか不安かも
転職活動では、できる限り企業に対してマイナスな印象を持たせないようにする必要があります。
しかし、退職後の空白期間が長くなってしまうと転職で不利になります。
きちんとその期間何をしていたのかを説明できればいいですが、納得感に欠ける内容だと不採用まっしぐらもあり得ます。
仕事を辞めてから転職活動をすると、面接で高確率で
「なぜ仕事を辞めてから転職活動をしようと思ったのですか?」と聞かれます。
実際に私もほぼ全ての面接でこれを聞かれたくらいです。
きちんと説明できれば問題ないですが、先に仕事を辞めた理由とその後の言動が一致していないと評価が下がってしまいます。
この経験からも、ベストは在職中に転職活動をすることだなと深く感じています。
例外:ブラック企業勤務、健康に支障が出ているなら退職 or 休職すべき
基本的には「在職中に転職活動するのがベスト」ですが、例外もあります。それは、ブラック企業勤務と健康にすでに支障が出ている人です。
こんな人の場合は、そもそも在職中に転職活動する余裕がないので、一刻も早く退職 or 休職した方がいいです。
もし退職を伝えることができない場合は、退職代行という選択肢もあります。
パワハラで精神的にキツすぎて上司に辞めると言えない人は、最終手段として退職代行サービスも検討してみてください。
退職代行サービス
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世間で言われる「20代なら仕事はすぐ見つかる」の罠
よくあるのが「20代のうちなら仕事はすぐ見つかる」ですが、これには少し注意が必要です。
というのも、もし未経験の仕事を目指すなら転職は簡単ではないからです。
常に人手不足な職種なら別ですが、そうじゃないならすぐ見つからない可能性が高いです。
たとえば、看護師が今の病院を辞めて次の病院を探すのと、公務員が退職してWebデザイナーになるのでは難易度が全然違いますよね。
次に就く仕事が「未経験 or 経験」なのかで状況は大きく変わるのです。
この事実をしっかり理解していないと、「友人は退職してからすぐに転職できたし、私も大丈夫」と油断してしまう可能性があります。
20代ならポテンシャル採用で未経験の職種に挑戦できるとはいえ、転職活動は長期戦になる覚悟で挑む必要があります。
転職活動はノーリスク
転職には少なからずリスクがありますが、転職活動自体はノーリスクです。
転職活動は無料でできますし、もし内定が出ても辞退できます。そう考えると、転職活動のデメリットはなしですね。
転職活動のメリット
☑️自分の市場価値が分かる
☑️自分のキャリアの棚卸しができる
☑️世の中にどんな会社があるか分かる
もしいきたい会社に内定がもらえたら承諾もOKですし、志望度が低い会社なら気にせず辞退できます。
退職後のあとがない状態で第一志望を受けるよりも、まあ内定が出ればラッキーくらいの気持ちで受けた方が余裕も出ますよね。
「焦り」は内定を遠ざけますし、妥協を生み出してしまいます。そうなるとブラック企業に捕まってしまうことも...
今の仕事に不満があるなら、在職中に始めた方が余裕を持てて内定も出やすいのです。
在職中に転職エージェントに相談しよう
転職活動には大きく2つの方法があります。
方法
①自分で応募
②転職エージェント経由で応募
初めての転職なら②転職エージェント経由で進めるのがベストです。
転職エージェントを利用すれば、5つのメリットを無料で得られます。
メリット
☑️応募書類の添削・面接対策をしてくれる
☑️短期間で多くの応募が可能
☑️非公開求人にも応募が可能
☑️年収や条件交渉をしてくれる
☑️面倒な企業との日程調整などをしてくれる
これを全部自分一人でやるのは時間・手間を考えても正直難しいです。
エージェントは転職のプロで、二人三脚でサポートしてくれます。しかも担当制で細かい対応もしてくれるのがありがたいですね。
担当してくれた人の対応も丁寧で、条件交渉もしてくれて実際に年収も3桁万円上がっています。
私が今の会社へ転職したときに利用したのがリクルートエージェントです。
非公開求人の多さ、転職実績が豊富で、初めての転職でもしっかり内定獲得までサポートしてくれました。
求人数・実績も業界最大級なので、「仕事辞めた方がいいかも」と思う人は、一度転職のプロに相談してみてくださいね。
\仕事辞めたいと思ったらまず相談/
結論:在職中に転職活動を始めて内定を獲得しましょう
在職中に転職活動を始めることで、余裕を持って活動ができ、結果的に自分の行きたい企業の内定に近づけます。
仕事を今すぐにでも辞めないといけない人以外は、働きながら転職エージェント2〜3社に相談するところから始めましょう。