教員と公務員はどちらも就活生にとって人気な職業ですし、「よし、自分も教員や公務員を目指して頑張るぞ!」と意気込んでいる就活生も多いですよね。
とはいえ、苦労して実際に教員や公務員になったのに「あれ?もしかしたら職業選び失敗しちゃったかも...」と後悔してしまうことも少なくありません。
しかも職業選びに失敗してしまうと、その後の人生がハードになります。できれば人生をハードにはしたくないはずですよね。
結論から言いますと、
教員や公務員を目指す人は、「本当にその選択肢しかないのか?」をより真剣に考えて就職先を選ばないと、就職してから人生をハードにしてしまう可能性があります。
実際私自身も新卒で公務員になりましたが、結果的に民間へ転職したので「理想の働き方を目指すのに遠回りしたかな...」と感じています。
そこで、本記事では
教員か公務員で迷う人が、仕事選びで失敗・後悔しないための具体的な解決策について取り上げていきます。この記事を最後まで読むことで、
ポイント
- 自分に合った就職先を選ぶための方法が分かる
- 就職してから起こる後悔を減らせる
こんな方におすすめ
- 教員か公務員の2択で迷っている
- 仕事選びで後悔したくない
- 後悔しない就職先選びをするための具体的な方法を知りたい
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仕事選びで失敗・後悔するとどうなるのか?
就職先選びで失敗・後悔するとは、簡単に言うと次のようなデメリットが生まれることです。
デメリット
・仕事が長く続かず、結果的に早期離職をしてしまう
・20代の貴重な時間を無駄にしてしまう
・心身の健康を損なってしまう
仕事選びが上手くいかないと、早期離職につながる
せっかく苦労して安定の教員や公務員になったのに、1年も経たずに退職してしまうのは勿体無いですよね。
「私ははじめから、1年未満で教員や公務員を退職するつもりでした!」っていう人はあまりいないでしょう。
早期離職する人の多くが「こんなはずじゃなかった...」と感じて退職を選びます。
今の時代、誰しも転職を経験することが一般的になっているとはいえ、新卒で入った就職先を早期に退職するのはできれば避けたいはずです。
早期離職で多い理由は、たとえば次のようなものがよく聞きますよね。
離職理由
・上司、同僚との人間関係が合わなかった
・仕事にやりがいや将来性を感じなかった
・仕事がつまらない
・長時間労働など、労働環境が悪い etc...
「なんとなく今の仕事が嫌になってきた...」
「キャリアアップとか憧れるけど今の職場じゃ無理だな...」
「今の仕事が自分に向いていない...」
「なぜわたしはここで働いているんだろう...」
こんな思いを毎日持ちながら、ワクワクしない日々を送るのって嫌ですよね。
私は新卒で公務員になってから退職するまで、ほんとにこんな感じで過ごしていました。ワクワク感ほぼ0って感じですね(笑)
早期離職自体がデメリットというのは早計ですが、採用担当者の中には
「なぜ早期離職をしたんだろう?この人は入社してもすぐ辞めてしまうのでは...?」
と考えて採用に消極的になってしまう人もいます。
企業としてはせっかく採用コストをかけた人材がすぐに辞めてしまうのは痛いですからね。
厳しいこと言っちゃってますね... ですが、この記事を読んでいるのが、これから就職しようとする人たちですので、あえて厳しい話をしています。
新卒の人はほんとにたくさんの可能性があります。ですが思考停止で深く考えずに、
「なんとなく」や「みんな公務員や教員になるから私もそうする」で仕事を選んでいくと、後悔することになっちゃいます。
せっかくこの記事を見てくれている人には、しっかり良い方向を選択して欲しいですからね。
少しまとめると、できるなら早期離職をしない方がいいですよ!、ということです。
20代の貴重な時間を無駄にしてしまう
もちろん全ての経験が無駄になるわけではありません。
社会人として必要なコミュニケーション能力や仕事で得た知識などは良い経験になります。
ですが、20代というのは自分が想像しているよりも貴重な期間です。それは仕事に限らず、プライベートにおいても間違いないです。体力ややる気に満ちている年代ですからね。もうなんでもできてしまうと言っても過言じゃないです。
しかし、そんな貴重な時間を「つまらない仕事」や「心身が病むくらい辛い職場環境」で消耗してしまうのはとてももったいないですよね。
できることなら、20代で仕事のスキルを身に付けたり、趣味やプライベートを充実させて人生を豊かにしたいものです。
特に仕事は人生の中に占める割合が大きいので、その仕事が自分に合わないものだとシンプルに辛いです。
心身の健康を損なってしまう
自分にとって合わない職業や職場環境で働いていると、最悪の場合身体を壊してしまい、うつ病になって働けなくなるリスクがあります。
心身が元気であれば、たとえ仕事を辞めたとしても再度就職活動をして自分に合った仕事に就くこともできます。
ですが一度心身を壊してしまうと、元気な状態まで治すのに時間がかかってしまいます。人によって数ヶ月〜数年も休養を余儀なくされることも珍しくありません。
仕事ができなくなるだけでなく、趣味やプライベートも満足にできなくなってしまうのは本当につらいですよね。
日本人は真面目な人が多いので、「我慢は美徳」という文化がいまだに根強いです。
ですが自分に合わない仕事や環境でいくら我慢しても、ただただ心身を消耗するだけで報われることは少ないでしょう。
ここまでの話を少しまとめますと、
仕事選びで失敗・後悔することで
デメリット
・仕事が長く続かず、結果的に早期離職をしてしまう
・20代の貴重な時間を無駄にしてしまう
・心身の健康を損なってしまう
確かにそこが気になりますよね。
先に結論を言ってしまうと、「なんとなく」で教員か公務員の2択にしてしまっているのはとてももったいないからです。
かくいう私も、今でこそ民間企業で働いていますが就活生時代は教員か公務員の2択しか考えていませんでした。理由はシンプルで、教員か公務員の以外の選択肢を最初から捨ててしまっていたからです。
しかし、私が選択肢を捨ててしまったのには自分自身の性格だけでなく、周囲の影響や意思決定におけるバイアスもかなり働いていました。
教員か公務員の2択になりがちな人の特徴とは?
前節では、仕事選びで失敗・後悔することについて説明してしてきました。
ここでは、「どんな人が教員か公務員の2択になりがちなのか?」についてその特徴を3つにまとめましたので、それぞれ挙げていきます。
特徴4つ
1) もったいないから教員を目指す
2) 安定思考を持っている
3) 民間でやっていける自信がない
4) やりたいことがない
1) もったいないから教員を目指す
教職を取っている学生に多いですが、むしろ教職を取っていることで「もったいないから教員を目指す」ケースは多いです。
教員免許取得に必要な単位数はめちゃくちゃ多いのはご存じだと思います。
通常の講義に加えて、教育実習なども必要になるので時間的な負担も大きいですよね。
そうなると「こんなに時間も労力も費やしたんだから教員にならないともったいない」と考えてそのまま教員を目指す、というケースになりがちです。
本気で教員を目指しているなら問題ありません。しかし、なんとなく教職を取り始めて、周りも教員を目指しているから自分も...
このように「もったいない精神」から教員を目指す人が出てくるのも不思議ではありません。
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参考教員免許をとりあえず取るのはおすすめしない3つの理由【教職で後悔しないために】
続きを見る
2) 安定思考を持っている
安定思考を持っている人も、教員か公務員の2択になりがちです。たとえばこんなことを考えている人が多いです。
- 社会的に信用のある仕事に就きたい
- 倒産やクビのない仕事に就きたい
- 周囲から認められる仕事に就きたい etc...
それ自体は全く悪いことではなく、価値観は人それぞれなので否定はしません。
ですが、「始めから教員か公務員しか選択肢として考えていない」のはもったいないかなと思います。
少し考えたいのは「本当の安定とは何か?」です。
確かに公務員(教員も)は雇用も守られていますし、よほどのことがない限りクビにはなりません。
しかしもし公務員を辞めたいときはどうなるでしょうか?
多くの場合、公務員時代の経験は公務員以外では活かしづらいのです。
特に民間に転職する場合、これまでの経験や知識が役に立たず未経験転職として苦労するケースがあります。
かくいう私も、実際に公務員から民間企業に転職した際に「公務員からの転職ってむずい...」と強く感じました。
これは自分から公務員を辞めたケースですが、一番怖いのが自分の意志とは関係なく「退職することになった場合」です。
今後AIやテクノロジーによって公務員の仕事が代替されたり、大規模な人員削減がされない保証はありません。
これまで公務員の仕事しかしてこなかった人で、いきなり民間企業やフリーランスとして活躍できる人はそう多くないでしょう。
そうなってくると、教員や公務員だから安定という訳ではない、ということです。
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参考【就活】新卒で公務員になるのがもったいない人の特徴4つとその理由を解説【新卒カードの使い方】
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3) 民間でやっていける自信がない
民間を選択肢に入れていない人の中には
- コミュニケーションに自信がない
- 就活で内定をもらえる自信がない
- 能力不足でクビになるのが怖い etc...
こんな風に考えている人も結構多いのではないでしょうか?
「自分は民間企業に入ってやっていけるんだろうか...」と不安になる気持ちはとても分かります。
というのも、実際私が教員か公務員で迷っていた時、「自分は民間ではきっとやっていけないだろう...」そんな思いを持っていたからです。
もしかしたら内向型の人やHSP繊細さんの人が持ちやすいかもしれませんね。
しかし安心してください。
「民間でやっていける自信がない」ような人でも、このあと紹介する方法を実践すれば自分に合った仕事を選びができるようになります。
4) やりたいことがない
「将来なりたい職業がない...」
「自分に向いている仕事が分からない...」
「やりたいことが見つからない...」 etc...
実際のところ、自分のやりたいことが分からないため教員や公務員を仕事に選ぶ、という人も少なくありません。
先ほども「安定思考」の話をしましたが、教員や公務員を目指しておけば周囲からも批判されることもなく、それなりの人生を歩めそうなのでよし、と考える人はいます。
これも当時の私自身がそのように考えていましたからね。
「教員や公務員を目指しておけば間違いないだろう!」と考える心理はとても分かります。
とはいえ、本当に教員や公務員を目指している人比べると、「これが私のやりたいこと...?」と立ち止まってしまう可能性は高いです。
教員か公務員で迷う人が仕事選びで後悔しないための具体的な方法とは?
ここでは当時大学生の時に教員か公務員かの2択しか考えていなかった自分の反省点を踏まえて、この記事をみてくれているみなさんが具体的にどうすればいいのかを取り上げていきます。
具体的な方法3つ
1) 教職取っているから教員にならないといけない 思考を捨てる
2) 安定思考を捨てる
3)やりたいこと探しをする
1) 教職を取っているから教員にならないといけない 思考を捨てる
もしこのように「もったいない精神」を持っているのなら、この思考をサクッとごみ箱に捨てちゃってください。
よくよく考えてみてほしいのですが、「もったいないから」という理由でなんとなく教員になって後悔しないのでしょうか?
確かに人によっては結果的に教員になって良かったケースもあると思います。ですが、
「今まで労力と時間を費やしてきたし...」ともったいない精神で続けて、「本当にやりたいことができない」方がもったいないのではないでしょうか?
短期的な視点ではなく、もっと長期的な視点で考えてみましょう。
人生ではどんな人でも、費やせる労力や時間には上限があることに気付きます。
夢中になれることを探した結果、教員や公務員が天職だと気づけたならそれは最高です。
でも、夢中になれることを探した結果、実はデザイナーや販売員が天職だと気付ければそれも最高です。
人にはこれまで費やしてきた労力や時間を意地でも回収してやる!と思ってしまう心理があります。
しかし、大事なのはそれを捨てる勇気なのです。
本当に大事なところに労力や時間を割くためにも、もったいない精神をサクッと捨てて、やりたい方向に進めていきましょう。
2) 安定思考を捨てる
安定思考って結構根強く植え付けられてそうですが、捨てるのはそこまで難しいことではありません。
なぜなら「安定の本質」を考えてみると、安定は自ら作り出していけることに気付けるからです。
教員や公務員で居続けることは安定のようにみえますが、いつかその安定の土台が崩れてしまうと途端に不安定になります。
もし教員や公務員しか経験してこなかった人がいきなり民間企業で利益を追求しろと言われても、結構しんどいと思います。仕事の本質が違いますからね。
これがもし自分に稼げるスキルや能力、経験があるとすれば、仮に雇用先からクビを切られてとしてもまた仕事を見つけることは容易にできます。人によってはフリーランスなどとして仕事を取ることもできますよね。
つまり、社会の変化によって状況が変わっても安定の土台のもと生存していける、ということです。
こう考えてみると、本当の安定とは社会などの外部環境が変化しても自分自身の力で未来を切り開いていけること、なのではないでしょうか。
3) やりたいこと探しをする
後悔のない仕事選びをするなら、やりたいこと探しは必ず必要になります。
仕事選びにおいて、やりたいこと探しはもはや人類全員の課題かもしれません。
やりたいこと探しをすることによって、
- 自分に向いている仕事内容、環境を見つけられる
- 得意なことを仕事にできる
- 苦手なことや嫌いなことで消耗しなくなる
苦手なことや嫌いなことでも活躍していけるなら問題ありません。
しかし、実際のところ苦手な仕事や環境で活躍することはできません。仮に出来ても、その仕事を好きで夢中になっている人に勝つことはできないです。これ結構ガチです...(笑)
そのため、仕事選びで後悔しない選択をするためには、やりたいこと探しを徹底的に行うことが不可欠になってきます。
さあ、早速やりたいこと探しを始めましょう!
と口で言うのは簡単ですが、実際のところ何をすればいいのか分からなくて意外と難しいですよね。
「やりたいことなんて見つけられない!」「何から始めればいいの?」という人にはま、が実際にやりたいこと探しで悩んだ時にとても役に立ったこちらの書籍でやりたいこと探しを始めてみるのが良いです。
内容も堅苦しくなく、著者自身がやりたいこととして自己理解を深めているので説得力があり、これからやりたいこと探しをしたい人が欲しい具体的なメソッドが書かれています。
やはりやりたいことを探すためには、自分から行動するのが何より大切です。
頭だけで思っていても、実際にやってみないと分からないことも多いですからね。
おすすめのアクション
☑️新しいスキルや知識を学んでみる
☑️就活やキャリアに関するサポートを受けてみる
☑️新しい人に会ったり、新しい場所に行ってみる
☑️新しいスキルや知識を学んでみる
やりたいことを見つけるなら、自分自身の持つ視野を広げるのが大切です。
自分の知っている知識や経験値が多いと、自然と周りを見る視野が広くなって自分の好きなもの、やりたいものが見つかりやすくなります。
これから学ぶのにおすすめなのは、Webマーケティングのスキルや知識です。
スマホを使ったGoogleなどの検索エンジンの利用やSNSの普及によって、Webマーケティングはもはや現代の必須スキルになりました。
今ではオンラインで完結するWebマーケタースクールもあるので、将来Webマーケで稼いでいきたい人にはおすすめですよ!
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今始めるならココ!Webマーケティングスクールおすすめ7選【現役マーケター厳選】
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☑️就活やキャリアに関するサポートを受けてみる
学生時代に就活やキャリアに関する悩みをしっかり解消するのが本当に大切です。
なんとなく思考停止で社会人になってしまうと、自分に向いていない仕事やブラック企業での過酷な労働で疲れ果ててしまう、なんてことも珍しくありません。
そうは言っても、自分の強みや向いている職業を見つけるのは簡単ではないですよね。
私は就活と2回の転職活動を経験していますが、どれもプロのサポートはもはや必須でした。
自己分析から企業選び、面接対策までじっくり対応してくれる就活のプロのサポートがあるので、ぜひ利用するのをおすすめします!
こんな方におすすめ
- 教員か公務員か民間か決められない
- 自分の強みや性格にピッタリの企業を探したい
ポイント
☑️ 無料アプリでサクサク就活ができる
☑️ 大手ベネッセのキャリアコラムが読み放題
☑️ 就活に役立つオンラインイベント参加OK
dodaキャンパスは、プロフィールを登録・入力すると大手からベンチャーまで8,500社以上の企業からオファーがもらえる就活アプリです。
プロフィールに自分のこれまでの経験やアピールを入力することで、やる気のある学生を探している企業からオファーが届く仕組みになっています。
自己分析に役立つベネッセ独自の適性検査を無料で受検できるだけでなく、インターンシップへの参加も可能で就活サポートが手厚いのが特徴です。
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☑️新しい人に会ったり、新しい場所に行ってみる
自分探しにインドへ行ってくる、なんて話をよく聞きますがこれは日本国内でも十分可能です。
住む場所や生まれ育った環境が違うだけで、その人に価値観や人生観も大きく違ってきます。
例えば、北海道と沖縄の人では気候や食べ物、歴史や文化が異なっているのでそこに住む人たちの習慣も一緒ではないですよね。
自分がこれまで理解してきた世界を別の視点で捉えられるようになると、自分の強みや向いている仕事のヒントを掴めるようになるでしょう。プライベートの新しい趣味なんかも見つかれば最高ですね。
仕事選びで後悔しないように、思考停止せず行動していきましょう
教員も公務員もどちらも社会にとって必要で大切な職業です。ただし、その職業が自分に向いているかどうかは慎重に判断するのが良いです。
「とりあえず教員か公務員になっておこう」と思考停止で考えてしまう人がいたら少し考え直してみてください。
転職が当たり前になった現代とはいえ、未経験からの転職は簡単ではないです。しかも仕事選びで失敗し続けると、人生ハードモードになってしまいます。
この記事で取り上げた仕事選びで後悔しないための具体的なアクションは、学生のうちにぜひ実行してみてください。
具体的な方法3つ
1) 教職取っているから教員にならないといけない 思考を捨てる
2) 安定思考を捨てる
3)やりたいこと探しをする
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