この記事では、「Googleアドセンスに合格したいけど記事数が多くて全然合格できない」と悩んでいる方がとるべき対策について解説していきます。
実際に私自身も40記事ぐらい記事がある状態でGoogleアドセンスに申請しましたが一度落ちたことがありました。
その後対策を練って再度申請して2回目で合格した経験から、「記事数が多くなっちゃってなかなか合格できない」方がとるべき対策を解説します!
この記事で分かること
- 記事数の多い人でGoogleアドセンス申請が通らない人の特徴
- Googleアドセンスで取り組むべき対策
- 記事数の多い状態の人が審査に合格するためのポイント
☑️ この記事を書いている人
記事数が多くてもGoogleアドセンスの審査に通らない人がいるわけ
まず前提として、多くの人はブログを立ち上げて数ヶ月とか開設後すぐなど早い段階で申請するかと思います。
しかし中には色々諸事情があって結構記事をたくさん書いてからアドセンス申請をする人もいますよね。
イメージとしては記事数が多いほうが審査に受かりそうな感じがしますが実際はそうではないのです。
たとえ軽い気持ちで審査に出したとしても、審査に落ちてしまうと結構落ち込んでしまいますよね...
審査に通らなかった当時の私
ちなみに私の場合は前職が公務員であったため、在職中はブログでの収益化(アドセンス、アフィリエイト)ができませんでした。
その後民間企業に転職してブログで収益化しようとアドセンスに申請したらびっくり普通に審査不合格でした(笑)
一回目にアドセンス申請に出した時のブログ状況はこんな感じでした。
当時のブログ状況
・開設から約11ヶ月くらい
・記事数約40記事
・PV数一日約30~40ぐらい
この記事を見てくださっている方で私よりも成果を出している方は全然多いかなと思います。
とはいえ当時の私はなんだかんだで審査が通ると思っていましたから審査に落ちた時はちょっとびっくりでした。
審査に落ちてからは色々と原因と対策を調べて2回目の申請で審査に合格にしました。
その過程の中で「記事数が多くなってきた人にありがちな落ちるポイント」に気づけたのは大きかったので、次にその点についてついて解説していきます。
質の低いコンテンツとみなされて審査に通らない
記事数が多くなってくると出てきてしまうのが「質の低い記事」です。
これはある意味仕方ない側面もありますよね。いわゆる低品質なコンテンツというものです。
記事数が多くなると、良い記事もあればあまり良くない記事も出てしまうことでしょう。
実際私がアドセンスの審査に落ちた時の理由が、明確に指摘された訳ではないにせよほぼ確実にこの「低品質なコンテンツ」という理由でした。
要約すると、以下のようになります。
Google側の視点
GoogleのサービスやWebサイトなどを利用するユーザーにとって価値のないコンテンツ
ユーザー側の視点
知りたい情報や役に立つコンテンツがなく検索意図を満たさない記事
とはいえGoogle側の視点 = ユーザー側の視点 と言えるので、対策の大枠は見えてくるかと思います。
つまり記事数が多くてもユーザーにとって価値の低い記事ばかりであれば低品質なコンテンツとみなされ審査に通らない、ということになってしまうのです。
記事数の多い状態からGoogleアドセンス審査に受かるために【やるべき対策3つ】
本記事では特に記事数が多くなってきて、しかもアドセンス審査になかなか通らない方に試して欲しい対策は3つにまとめました。
やるべき対策3つ
(1)一般的なGoogleアドセンス審査の対策は最低限済ませておく
(2)ユーザーにとって本当に役に立つ記事になっているかを再度チェックする
(3)あやしい記事は思い切って非公開にしてみる
対策(1)一般的なGoogleアドセンス審査の対策は最低限済ませておく
アドセンス対策
・ポリシー違反をしない
・アフィリエイトリンクを貼らない
・プライバシーポリシーを設置する
・運営者情報を設置する
・お問い合わせを設置する
・コメント欄を設置する
・独自ドメインで運用する
・最低1,000 字以上の記事を10記事以上は用意する
・画像や装飾でコンテンツの質を高める
・ユーザーにとって使いやすいサイトにする
・価値の高いコンテンツを作る
ただしこれらの対策は絶対ではなく、あくまでも目安になります。
なぜならGoogleアドセンスには合格基準が明確に示されていないからです。
しかし上記のような対策がされているサイトがいわゆる「ユーザーにとって良いコンテンツ」とされています。
Googleアドセンス対策のポイントは「しない」「設置する」「工夫する」の3つです
対策のポイント
(1)ユーザーや広告主、Googleにとって望ましくないことは「しない」
(2)ユーザーにとって望ましいコンテンツの機能を「設置する」
(3)ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作る「工夫をする」
(1)ユーザーや広告主、Googleにとって望ましくないことは「しない」
これは言い換えれば、信頼関係を壊したりを不利益を与えるようなコンテンツを作らないということです。
さらには「ポリシー違反」に関してはユーザーだけではなく「広告主」や「Google」と良い関係を構築していくために厳しく守っていく必要のあるルールになります。
特にポリシー違反には気をつけてコンテンツを作成する必要があります。
ここでもいくつか抜粋取り上げてみますと
ポリシー違反
・違法のコンテンツ
・著作権侵害にあたるコンテンツ
・誹謗中傷などのコンテンツ
・不正行為を助長するコンテンツ
・誤解や虚偽にあたるコンテンツ
・性的なアダルトコンテンツ etc...
(2)ユーザーにとって望ましいコンテンツの機能を「設置する」
ユーザーにとってサイト内にあると信頼できたり、便利だと思う機能は設置しておきましょう。
特に下記のような機能は設置すると良いです。
コンテンツの設置
・プライバシーポリシーを設置する
・運営者情報を設置する
・お問い合わせを設置する
・コメント欄を設置する
ユーザーとコミュニケーションをとる手段としてお問い合わせやコメント欄を設けるのも大切です。
これらを設置することがユーザーの満足度を高め、改善施策の実施にもつながっていきます。
(3)ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作る「工夫をする」
(1)、(2)の2つに関してはどちらかというと最低限行うべき対策といえます。
そのためこれだけではアドセンス審査を通過するのは難しいです。
それ以外に、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作る「工夫をする」ことでアドセンス合格に必要な価値の高いコンテンツを作ることにつながります。
ここでのまとめ
まずは一般的なGoogleアドセンス対策ができているかを再度チェックする
対策(2)ユーザーにとって本当に役に立つ記事になっているか再度チェックする
だんだんと記事数が多くなってくると少しずつこなれ感が出てきますよね。
でもそんなときこそ「本当にユーザーにとって役に立つ記事になっているのか?」と今一度自問してコンテンツを見直すことが大切です。
見直すときには次のポイントを意識してチェックしてみてください。
チェックポイント
(1)ユーザーの悩みや課題を解決できるコンテンツになっているか
(2)独自性のある内容を入れて他の記事にはない魅力を出せているか
(3)画像や装飾を上手く使って読みやすい記事を作れているか
ポイント(1)ユーザーの悩みや課題を解決できるコンテンツになっているか
ユーザーは何かしらの悩みや課題を持ってサイトを訪れています。
もし訪れたサイトにユーザーの欲しい情報がなかった場合はすぐに離脱されてしまいます。
そのため記事を作成する際はしっかりとユーザーの抱える悩みや課題という検索意図を満たしたコンテンツを提供する必要があります。
ポイント(2)独自性のある内容を入れて他の記事にはない魅力を出せているか
ユーザーにとって価値のある内容にするには「独自性」を入れることが大切になってきます。
他の記事と似たコンテンツやそのコンテンツ独自の内容が薄い場合は「質の低いコンテンツ」とみなされてしまいます。
Googleとしては検索結果が似たような記事ばかりでユーザーの満足度を下げてしまうのは避けたいですからね。
そのため記事を作る際は自分の体験談や専門性のある知識、得た知見などを盛り込んでオリジナリティのあるコンテンツにすることが重要です。
ポイント
他の記事にはないオリジナリティのあるコンテンツを作る
自分の体験談や専門性のある知識や知見などを盛り込んで独自性を出してみる
ポイント(3)画像や装飾を上手く使って読みやすい記事を作れているか
「質の高い記事を作る」の中には画像や装飾を上手く使って読みやすい記事にする作業も踏まれています。
ポイント
図や画像などの装飾を使ってユーザーにとって「読みやすい記事」を作ることが大切
対策(3)あやしい記事は思い切って非公開にする
記事数が多くなってくると対策の難易度が上がってきます。その理由は
難易度が上がる理由
・記事のリライトに時間がかかる
・どの記事がネックになっているのかが分かりにくい
特にどの記事がネックになっているのかが分からないのが一番悩ませどころですよね。
記事数が少ない段階であれば対策も取りやすいですが記事数が多いとそう簡単にはいきません。
実際私自身も1回目の審査に落ちてから2回目に向けた対策を取る際に「一体どの記事の何がネックになっているんだろう?」と非常に悩みました...
そんなときに効果的な対策としては「あやしい記事を非公開にする」のが手段として出てきます。
確かに一生懸命作った記事を非公開にするのは気が重いですよね。
とはいえ記事数が多ければいいというものでもないのが難しいところです。
むしろユーザーにとって価値の低い記事が量産されれば「質の低いコンテンツ」とGoogleには評価されてしまいます。
私自身も2回目を申請する際に「せっかく書いた記事だし非公開にするのはなぁ...」と思っていました。
しかし実際にあやしい記事をリライト&非公開にしたおかげできちんと2回目の審査で合格することができました。
結局は「ユーザーにとって価値のあるコンテンツであるか」が大切
本記事では記事数が多くてなかなかGoogleアドセンス審査に合格できない人が取るべき対策についてメインに話してきました。
ここまでの解説をおさらいしておきます。
やるべき対策3つ
(1)一般的なGoogleアドセンス審査の対策は最低限済ませておく
(2)ユーザーにとって本当に役に立つ記事になっているかを再度チェックする
(3)あやしい記事は思い切って非公開にしてみる
いろいろとやるべきことが多いと思った方もいるかもしれませんね。でも結局は「ユーザーにとって価値のあるコンテンツか?」に尽きます。
Googleアドセンスに合格すること、そしてその先にある「質の高いコンテンツがある」サイト運営を目指すことがブロガーにとってはより大切かもしれません。
ブログ以外にTwitterもやっていますのでぜひチェックしてみてください!