公務員の世界でも「仕事のできる人」「仕事のできない人」というのが存在するのは間違いありません。
私自身も新卒から公務員になって多くの働く公務員を見てきましたが、
「この人は仕事ができるけどこの人はイマイチかも、、」と感じることはたくさんありました。
仕事のできる人、できない人の特徴を知っておくことで
成果を生み出せる力のある公務員を目指すことができるようになります。
そこで今回の記事では公務員で仕事のできる人はどんな特徴があるのかについて取り上げていき成果を生み出せる公務員の本質を探っていきます。
記事の最後には「これからの時代の公務員に求められること」についても触れていますのでぜひ最後まで読んでみてください!
この記事を読むと分かること
- 仕事のできる公務員の特徴が分かる
- 仕事のできない公務員の特徴が分かる
- これからの時代の公務員に求められることが分かる
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公務員で仕事のできる人の特徴とは?
公務員と一口に言っても、国家公務員か地方公務員か、行政職か専門職かなどその種類によって様々です。
とはいえどの公務員にも共通する「仕事ができる」人の特徴というものがあります。
仕事ができる人の特徴
☑️「なぜやるのか」を明確にできている
☑️相手が求めていることを理解し言語化できる
☑️論理的に物事を考えることができる
☑️シンプルにタスク処理が早い
☑️完璧主義ではない
「なぜやるのか」を明確にできている
公務員の仕事はご存知のとおり「マニュアル」化ができるものが多いです。
そのためたとえその業務が初めてであったとしても
「マニュアルどおりに行えばなんとかなる」のです。
一方で仕事のできる人は「なぜそのマニュアルになっているのか」を理解しています。
確かにある程度はマニュアルどおりに行えば問題ないです。
担当する人によって業務に差が出て国民の不利益になってしまうのは望ましくないです。
しかし「なぜそのマニュアルどおりにやるのか」を理解していないと
応用が必要な場面
・複雑な出来事や案件を担当する時
・マニュアルが時代に合っていない時
・国民からのクレーム対応時 など
上記のような場面で応用が効かない対応しかできなくなり、
「そういう決まりだから」となってしまう可能性があるのです。
相手が求めていることを理解し言語化できる
公務員が関わる「相手」とは主に次の2種類です。
・行政サービスを受ける国民
・職場で一緒に働く同僚、上司
大前提として、仕事で成果を出していことの一つは
相手が抱えている課題を解決すること にあります。
そして相手が抱えている課題を解決するためには
「相手がどんな課題を持っているのかを理解し言語化できる」ことが非常に大切です。
多くの国民は自分が利用する行政の制度や公共サービスなどを熟知してません。
言い換えれば、行政に「こうして欲しい、ああして欲しい」という解決して欲しい課題があるけどそれを明確に言語化できていないことが多いです。
そのため相手の解決したい課題を理解して言語化し、解決できる人は国民からの信頼されるので仕事で成果を出せるのです。
公務員の仕事は一人で完結することはほとんどありません。
必ず自分以外の同僚や上司と一緒になって仕事を行います。
一つの申請に対してもその担当業務や役職によって「見るべき観点」が異なるので
自分がOKだと思っても他の人がストップをする可能性が全然あります。
仕事ができる人はそれぞれの担当業務や役職の人の立場になって考えて
「どんな観点で決裁しているのか」
「どんな仕事に繋がっていくのか」
ここのところもしっかり把握した上で仕事を行うことができるのです。
論理的に物事を考えることができる
物事を論理的に考えて行動に落とし込める人はやはり仕事でも成果を出していけます。
仕事と一口に言ってもその難易度は様々であり
仕事の難易度
易しい:思考停止してもこなせる仕事
普通:マニュアルどおりにやれば完結する仕事
難しい:論理的に思考して課題を解決しないといけない仕事
仕事ができるかどうかに関わってくるのは
論理的に物事を考えて課題を解決しなければいけない応用が必要な案件に取り組む時です。
仕事のやり方がある程度固定化されているような業務は最悪調べればなんとか解決できたりします。
しかし複雑な案件などを任された時はそうはいかないので応用が必要です。
応用ポイント
・その課題の本質はどこにあるのかを明確にする
・課題の解決に必要なプロセスを洗い出し言語化する
・解決の手段や考え方などに誤りや不備がないかを論理的に考える
複雑な案件を担当してしっかり仕事をこなすことができる人は
共通して論理的に物事を捉えて解決できるという特徴を持っています。
シンプルにタスク処理が早い
仕事の早い人というとタスク処理の早い人というイメージがありますよね。
やはり仕事のできる人はタスク処理が早いという特徴を持っているのは確かです。
タスク処理が早いことのメリットは大きく3つあります。
メリット
・単位時間あたりの生産性を高められる
・よりたくさんのタスクを処理できる
・時間を作り出すことができる
仕事において大切な考えの一つに「時間は有限であること」があります。
時間が無限にあればじっくりゆっくりタスクをこなしても良いかもしれませんが、残念ながら時間は有限です。
素早く処理できるタスクは早めに片付けて、考えるのに時間が必要な
難しいタスクに取り掛かる時間を生み出すことができる人は成果も出やすいです。
素早くタスクを処理するための具体的な方法にはいくつかあります。
☑️Excelなどのショートカットを使いこなす
☑️本当に必要なことにだけ時間を割く
☑️優先順位を付けてタスクを処理する
完璧主義ではない
完璧主義の特徴としては、100%完璧になることはないというのがあります。
仕事の精度を高めることはとても大切ですが、一方で100%の状態を成し遂げることは必ずしも必要ではないです。
完璧主義であることのマイナス面としては
マイナス面
・先延ばしグセがついてしまう
・仕事が溜まっていき成果が低くなってしまう など
完璧にしようとすればするほど時間がかかるだけでなく「集中できるときにタスクを処理しよう」と先延ばしがクセになってしまいます。
私が実際にみてきた仕事で成果を出せていない人はまさに完璧主義な人でした。
あとでタスクを処理しようと先延ばしにし、結局締め切りギリギリになって焦ってタスクを処理すると質の悪い成果を生み出す、という悪循環です。
さらに完璧主義の人の中には人に頼らないで自分一人で仕事を行おうとする人もいます。
公務員の仕事を自分一人で完結させることは不可能です。
周りと一緒に協力したり頼ることができる人ほど仕事の質も高く、その分早めに改善などのフィードバックを得ることができます。
仕事のできる公務員の特徴からわかるできない人の特徴は?
ここまで仕事のできる公務員の特徴を5つ紹介してきました。
仕事ができる人の特徴
☑️「なぜやるのか」を明確にできている
☑️相手が求めていることを理解し言語化できる
☑️論理的に物事を考えることができる
☑️シンプルにタスク処理が早い
☑️完璧主義ではない
仕事のできない公務員の特徴は、できる公務員の逆の特徴を持っていると言い換えられます。
もし「自分は公務員に向いていないかも、、」と考える人がいれば下記の記事が参考になると思います。
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これからの時代の公務員に求められること
これは言い換えれば、今後さらに公務員の質が問われてくる時代になっていることを意味します。
AIやテクノロジーに代替されてしまうような仕事では安定の代名詞の公務員といってものんびりしてはいられないです。
実際にテクノロジーの進歩や労働力人材のグローバル化は着々と日本にも広がってきています。
年功序列だからと油断していると足元をすくわれるかもしれないのです。
大切なことは「存在価値を明確に認識して仕事で成果を出していくこと」
成果の出せない公務員は淘汰されていく可能性が高いです。
その一方で成果を生み出していける公務員は今後も重宝されていくことことでしょう。
ただし無理は禁物ですし、自分の価値観をねじ曲げてまで存在価値を高めるべきかは慎重に検討してみて欲しいです。
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