今回の記事ではこのような疑問にお答えしていきます!
はじめに結論からいえば
公務員からでも未経験でWebマーケターに転職することは可能です!
実際私自身も新卒で公務員になってからWebマーケターを目指し、転職活動の結果Webマーケターとして内定をもらっています。
ただし、公務員からWebマーケターを目指して転職活動を行うに当たり、内定獲得のためのいくつかのコツやポイント、注意点がありますので戦略的な対策が必要になります。
そこで本記事では、公務員という職種に焦点を当ててWebマーケターに転職するための具体的なコツやポイント、注意点について実体験にも基づき解説していきます!
この記事を読むと分かること
- Webマーケターの仕事内容や将来性について分かる
- 公務員からWebマーケターに転職成功させるための具体的方法が分かる
- Webマーケターになるための具体的な学習方法が分かる
- 転職活動で工夫する点や注意すべき点が分かる
☑️ この記事を書いている人
Webマーケターの仕事内容や将来性について
Webマーケターとは?
Webサイトやアプリ、SNSやメールなどインターネットを利用して自社やクライアント企業の売上拡大や認知度向上、ブランドイメージの構築などのマーケティング施策に関する業務を行う人のことです。
さらにWebマーケターの仕事はマーケティング戦略立案などの上流過程からWeb広告の運用やアクセス解析などの実行段階まで幅広くあります。
そのため役職などによって業務で扱う範囲や権限などにも大きな違いが出てくるので、その分年収に差が開いているのも特徴です。
Webマーケターはどんな仕事をしている?
広く捉えればマーケティングですが、その中でも主にWeb上でのマーケティング施策を行います。
Webマーケティング施策
SEO、LPO、Web広告、SNS、アクセス解析、メールマーケティング など
Webマーケターの仕事は幅広いですが、主にWebマーケティング施策の実施、施策の効果検証や分析、さらに改善して実施のようなプロセスを踏んで業務を遂行していきます。
たとえばSEOでは、Googleなどの検索エンジンで自社やクライアント企業のWebサイトを検索結果で上位表示させるための各種施策を実施します。
お客さんを集めるためには
「どんなお客さんを集めるか」「どんなキーワードを選定するか」「どんなコンテンツにするか」
などを考えてWebサイトを作ったりコンテンツを更新したりします。
Webサイトの検索順位が上がればそのキーワードと親和性の高いユーザーの訪問数やページ閲覧数などが増えて、売り上げ向上や認知度拡大などに繋がります。
Webマーケターの将来性はある?
オンライン上で商品やサービスを購入したり、顧客とのやりとりの多くがWeb上で行われるようになっており、今後もその傾向は続くでしょう。
特にテクノロジーの進歩で新しいツールや媒体などが次々と登場し、それに応じてマーケティングの手法も変化していきます。
そのことからWebマーケターの需要も高まっていくことが予想されます。
私が公務員からWebマーケターとして転職成功させるためにやったこと
私が公務員からWebマーケターに転職を成功させるためにやったことは大きく次の3つになります。
私が行ったこと
☑️ 独学でWebマーケティングを学ぶ
☑️ 自分でブログを立ち上げ実際に運営してみる
☑️ 戦略的に転職活動を行う
これら3つを進めることにより、コロナ禍でも未経験からWebマーケターとして内定をもらうことができました。
「公務員からWebマーケターに転職できるのか不安、、、」という方に伝えたいのが
私が何か特別なことをした訳ではないということです。
独学でWebマーケティングを学ぶこと
いくら実務未経験での転職とはいえ、何も知識がない状態ではやはり転職は厳しいです。
ある程度Webマーケティングの概要を押さえ、自分なりに携わりたいWebマーケティングの分野を見つけるためにも独学で学んでおくことは必須といえます。
私が実際に行っていた独学の方法は以下の3つです。
私が行った独学
Webメディアで学ぶ
マーケティングの書籍で学ぶ
YouTubeのコンテンツやSNSで学ぶ
Webメディアで学ぶ
今やインターネットの力もあって、良質なコンテンツが無料で学べる時代になっています。
その中でも ferret というWebマーケティングメディアがとても学びやすかったです!
こちらは株式会社ベーシックが行う事業の一つとして運営しているWebマーケティングやマーケティングに関する情報を発信しているWebメディアです。
おすすめポイント
☑️ Webマーケティングについて無料で体系的に学べる講座がある
☑️ Webマーケターに役立つ情報がたくさん記事にされている
☑️ Webマーケティングに役立つ資料なども請求できる
特にWebマーケティングについて体系的に学べる無料の講座があるのが良かったです!
「Webマーケティングを学びたいけど何から手を付ければいいのか分からない。」
という人におすすめです。
初心者の方から実際に現場で活躍されているマーケターの方にも役立つコンテンツが充実しているので独学の方法で迷ったら選択肢として検討して欲しい一つですね。
効率の良いWebマーケティングの学習方法についてはこちらの記事で解説しています。
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参考【Webマーケティングを学びたい人へ】インプットの質を高める効果的な学習法とは?【Webマーケターが解説】
続きを見る
無料じゃなくて有料で良いコンテンツを探している人向けにこちらのサービスを取り上げておきます。有名なサービスなので知らない人はおそらくいないでしょう。
Udemyなら自分の気になるものを選んで学ぶことができるので「無料だと心配だけどスクールに行くお金を出すのはもったいない、、、」という人に検討してみて欲しいです。
それ以外にSEOなどのWebマーケティングを学ぶのにおすすめなブログを以下にまとめました。
特にブログを通じて成果を出している方々ですのでこれからブログを始めていく方についてもとても勉強になるので載せておきます。
おすすめブログ
マーケティングの書籍で学ぶ
Webマーケティングは無料で学ぶこともできますが、書籍で学ぶというのも王道です。
良質な知識などのコンテンツを学習できる書籍は総合的に見てもコスパがいいからです。
ここではこれからWebマーケターを目指してマーケティングを勉強していきたい
初心者におすすめできる書籍を3つ載せておきます!
『沈黙のWebマーケティング ーWebマーケッターボーンの逆襲ー』著者 松尾茂起 株式会社エムディエヌコーポレーション
『ドリルを売るには穴を売れ』著者 佐藤義典 株式会社青春出版社
『マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!』著者 村上佳代 株式会社インプレス
どれも読みやすく勉強になるので気になった方は書店で購入するか、アマゾンなどでポチポチしてみてください。
YouTubeのコンテンツやSNSで学ぶ
インターネットのおかげで有料級のコンテンツが無料で学べる時代です。
特にYouTubeの動画やTwitterなどのSNSでのTweetからも学ぶことができるので
学習方法の一つとしておすすめです!
学ぶ際のポイントについては以下にまとめました。
学ぶ際のポイント
・古いコンテンツよりもなるべく新しい情報を学ぶ
・発信者側の視点でコンテンツを理解する
・Webマーケティングで成果を出している人はチャンネル登録、フォローしておく
特にWebマーケティングは変化が早いのが特徴なので、新しい情報かどうかを確認するのはとても大切です。
また、YouTubeやSNSで成果を出している人はWebマーケティングが上手であることが多いです。
そのためコンテンツを学びつつ発信者側の視点も持つことで一石二鳥で学習できるのでおすすめです。
以下にフォローしておくと有益な方を載せておきますのでたくさん学んでください!
☑️フォローすべき方たち
ブログを始めたい人やWebマーケティングを学びたい人にとって有料級の情報を
たくさん発信している方ですのでフォロー必須です。
SEOを学び人や副業ブログで稼ぎたい人などに向けた有益な情報を
発信している方ですのでフォローは必須です。
自身でWebマーケティングスクールも運営している方です。
Webマーケティングに関する有益な情報を発信しているのでフォロー必須です。
自分でブログを立ち上げ実際に運営してみる
Webマーケティングの学習をしていくとインプットしただけで満足してしまいがちです。
しかしWebメディアや書籍などのインプットだけでなく、実際に自分の頭と手を動かすことでさらに学習を深めていくことができます。
おすすめは自分でブログを立ち上げて実際に運営してみることです。
自分でブログを運営してみることで以下を学ぶことができます。
ブログ運営で学べること
- SEOに関する知識
- Googleアナリティクスなどの分析ツールの使い方、見方
- ユーザーニーズの把握、検索意図の分析
- SNSとの連携の仕方 など
「集客するためには誰にどんなコンテンツをどうやって届ければいいのか」
こういった試行錯誤を繰り返すことで
→ Webマーケティングのアウトプットになる
実はWebマーケティングの学習以外にもブログを始めるべき理由が3つあります。
ブログのメリット
・収益化できればストック型の資産となる
・学んだことのアウトプットに使うことで学習の定着度を高める
・シンプルに面白い
Webマーケティングの学習やそれ以外の学習のアウトプットでブログが活かせるだけではなく、
商品紹介や広告によって収益化できると将来的なストック型の資産になるのも魅力です。
あとはブログの魅力としてシンプルに面白いことがありますね。
継続しないと結果がでないのがブログの特徴ですが、長期的な視点で見ればメリットが
大きく、継続できるくらいシンプルに面白いのが良いです。
まさに一石三鳥くらいのメリットですね。
少なからず結果は返ってきますし、それにやり続けないと成果も出ないです。
少しずつでも試行錯誤して得た成果は転職活動でのアピールポイントにもなります!
公務員がブログをやるメリットや注意点についてはこちらの記事で詳細を解説しています。
こちらもCHECK
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公務員がブログをするメリットとは?注意点もあります【元公務員が解説】
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ブログ以外でもYouTubeやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSでの発信活動もとても勉強になります。
このあたりは自分がどんな分野のWebマーケターとして活動したいかによって選んでいくのもありです。
志望する業界にもよって扱う商品や広告が変わるだけでなくそれによりマーケティング手法も変わってくるからです。
戦略的に転職活動を行う
公務員から未経験でWebマーケターになるには戦略的な転職活動が不可欠になります。
民間からの転職と違い、公務員から応募するにはポイントをしっかり押さえていかないと撃沈されてしまう可能性が高いのです。
実務経験がないからこそどこをアピールしていけばいいのかなど、しっかりと工夫することが不可欠なのです。
戦略的な転職活動とは
・転職エージェントを上手く利用して転職活動を行う
・未経験からの転職であることを意識してアピールポイントを作る
・公務員であることがマイナスにならないように工夫する
転職エージェントを上手く利用して転職活動を行う
まず転職エージェントを上手く利用して転職活動を進めるのがいいです。
転職エージェントとは
応募書類の添削や面接対策をしてくれたり、あなたと企業の間に入って応募書類の提出、面接の日程調整、内定後の条件交渉などを行ってくれる、転職サービスのことです。
転職エージェントは企業側の採用が決まるとその成果に対して報酬が支払われる仕組みになっており、転職者にとっては無料で転職のサポートを受けることができるというものです。
転職エージェントを利用するメリットとしては、
メリット
・無料で退職まで一貫したサポートを受けられる
・転職エージェントが持っている非公開求人に応募できる
・企業側への給与などの条件交渉をしてくれる
特にはじめての転職であれば、自分だけで進めるよりも転職活動について精通している転職エージェントのサポートがあれば心強いでしょう。
また、非公開求人に応募できることは大きなメリットです。
ただし、転職エージェントを利用する際に気を付けたい注意事項もいくつかあります。
注意ポイント
・担当者によってサービスの質がバラバラ
・転職する気が薄いと対応も薄くなりがち
・直接応募でしか応募できない企業もある
ちなみに担当者には当たり外れが出てきてしまうのでどうしても合わない場合は
担当者を変更することができます。私も変更してもらったことがありました。
転職エージェントもボランティアではなくあくまでもビジネスとしてやっています。
そのためポイントとして「転職する気満々です!」ぐらいの勢いを持っておくと良いです。
未経験からの転職であることを意識してアピールポイントを作る
未経験からの転職なので企業からすればいわば「人材の投資」と同じです。
即戦力とはいかなくても「将来的に活躍してくれる人材かどうかを見極めたい」
こんな意図があります。
ここから導き出されるアピールすべきポイントとしては
ポイント
☑️ 具体的にどんな風に企業の利益向上に貢献できるかを伝えること
☑️ そしてそれを裏付ける根拠を示すこと
そのためにやるべきことは3つあります。
やるべきこと3つ
・どんな人材を求めているのかを研究する
・自分がその人材とマッチしていることを示す根拠を探す
・根拠を基に具体的にどんな風に貢献できるかをアピールする
公務員の業務の中で何かしらの実績を出してきた人は現職での実績をアピールすると良いでしょう。
もちろんただアピールするだけではなく、その実績があることで転職先でも将来的に
成果を出しそうだと思ってもらえそうな伝え方が望ましいですね。
もしそれでもなかったら「独学で得たこと」でもいいので具体的に根拠を示していきましょう。
「実務での経験はありませんが、、、」と付け加えていきます。
特にWebマーケティングの実務経験がない場合は、ブログ運営などの独学で得た気づき、学びなどを取り上げることで具体的な根拠にすることもできます。
その際はただ独学でやっていることだけを取り上げると浅くなります。
具体的にどんな課題意識を持って工夫して取り組んでいるのか、それによってどんな気づきや成果を得たのかなどを上手く取り上げると良いです。
その意味では転職活動においても「マーケティング的な思考」はとても大切といえます。
公務員であることがマイナスにならないように工夫する
たとえば公務員を辞めたい人の理由でよくあるのは次のようなものです。
「公務員の仕事はつまらない」「ルーティーンワーク」「やりがいがない」
これらをそのまま伝えてしまうのはあまりおすすめしません。
公務員を辞めたいからとりあえず民間に行きたいというニュアンスが伝わってしまうとやはりマイナスの評価を受けかねないからです。
特に公務員の仕事を下げて話をしたりするのは望ましくないです。
公務員の仕事の特徴を押さえた上で、なぜ転職をしないといけないのかが納得できるような論立てを作ることが大切です。
たとえば自分の担当業務と転職先の業務に共通点がある場合には、
公務員の人事異動の特徴を伝えた上で、その専門分野に特化して得意を活かせる業務に携わりたいので転職を希望しました、などです。
その業務で成果を出せる根拠は先ほど伝えた「現職での実績」や「独学で得た気づきや学び」などです。
志望動機や自分のアピールポイントなどが整理できたら、あとは転職エージェントに添削してもらうことをおすすめします。
ここであまり親身になってくれないようであれば他の転職エージェントやサービスに切り替えることも検討する方がいいですね。
やはり転職に精通しているエージェントの視点からアドバイスを受けた方が転職成功には近づきます。この時点で企業の側の情報も聞いておくとなお良いです。
転職活動、ブログやSNSを始めるのはリスク0です!
始めから腹をくくって覚悟を決めて転職活動やブログ、SNSを始めるのも良いでしょう。
しかし気負いすぎると継続が難しかったり途中で挫折してしまったりしやすくなります。
大切なのはまず一歩踏み出すことです。
一歩踏み出すことで見えている景色が全然違うものになります。
私が転職成功できたのは、とりあえずやってみたからだと思います。
それに転職活動もブログもSNSも始めるのにリスクは0です。
やらないメリットよりもやるメリットの方が大きいです。
公務員から未経験でWebマーケターになりたい方はぜひここで紹介した具体的方法を参考にして一歩踏み出してみてください。
この記事の最後に公務員からWebマーケターへの転職を進めるためにおすすめな転職サービスをいくつか厳選して載せておきます。
おすすめ転職エージェント、転職サイト
はじめての転職活動ならまず登録すべき業界大手の転職エージェントです。業界大手だけあって求人数の多さだけでなく、ノウハウを活かした手厚い転職サポートを受けられるのが魅力です。
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もともとIT・Web・ゲーム業界などを専門にした転職支援を行っていたノウハウもあり、未経験からWebマーケターを目指す人におすすめの転職エージェントです。転職支援の知識・経験が豊富な転職コンシェルジュによる手厚い転職サポートが受けられるのも魅力です。
IT/Web業界への就職、転職に強い専門型の転職サイトです。Webマーケティングに関する分野の求人数も多く、他の総合型の大手転職サイトと併用すれば転職活動がさらに充実するのでおすすめです。
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参考今さら聞けない転職しなくても転職活動すべき本当の理由【実体験あり】
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